愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2929/reserve/?kubun=3&event=002&campus=29
授業スライドの一部です。

こんにちは、岡崎キャンパスの鈴木です。大雪や寒波のニュースが毎日のように届いていますが、寒さに負けず心身ともに健康第一で過ごしましょう。

緊急事態宣言発出中につき、岡崎キャンパスで実施中の中学生サポートコース「くれしぇんど」も生徒の安全を第一に考え、1月からは完全オンラインで行っています。登校してスタッフや仲間と直接コミュニケーションを取り、わからないところがあれば即座に対応が可能だったこれまでの「くれしぇんど」と同じ温度、同じ雰囲気を維持するためにはどうすれば良いのか。その課題に対して全力で向き合ってくれたのは、いつも「くれしぇんど」に参加をしてくれている在校生=先輩コーチでした。

KTCおおぞら高等学院でオンライン授業の取り組みが始まってから半年余りが経過し、最初は戸惑っていた生徒たちも今ではすっかりオンライン授業に慣れ、授業の進行もスタート当初に比べると遥かにスムーズになりました。彼らはこのコロナ禍の中で身に着けたスキルを活かし、初の完全オンライン一斉授業に参加する中学生たちをしっかりサポートしてくれました。数学の授業では困っている生徒をブレークアウトセッションでていねいに対応し、その後の「脳トレ」では自ら積極的に発言しながら、中学生たちを上手に導いていました。授業後に中学生たちから送られてきたアンケートには「Zoomでの授業がとても新鮮で楽しかった」「授業はわかりやすくて、脳トレもとても楽しかったです!」と、うれしい感想がつづられていました。

今回のオンライン一斉授業で感じたのは、先輩コーチの柔軟性と頼もしさです。自分がインプットしたことを他者にうまくアウトプットするのは、大人でもなかなか難しいことです。それをきちんとこなせる先輩コーチの姿に、この激動の一年の間にも彼らはたくましく成長していたのだと実感しました。

この一年の間に、世の中は大きく様変わりしました。先の見えない不安にともすれば悲観的になったり、新しいシステムや生活様式にうまく馴染めず苦しんだりすることも多いと思います。しかし、こうして中学生や高校生が困難の中でも前向きに頑張っているのに、我々大人が立ち止まっているわけにはいきません。今まさに世界は冬の時代を迎えていますが、ワクチン開発や接種などの明るいニュースも届き始めています。生徒たちに負けないよう、来たる春を信じて私たちも日々成長し続けたいと思います。