愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2929/reserve/?kubun=3&event=002&campus=29
生徒が完成した家具を披露する様子
こんにちは、岡崎キャンパスの工藤です。少しずつ暖かくなり春らしさが感じられる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

この度、4月から住環境デザインコースでの学びの集大成となる家具製作課題において、モニターラックが完成しましたので紹介します。この家具製作では、キャンパスでほしい物のリクエストを受け、図面を作成し家具を製作するという流れで進めていきました。

家具製作作業は、デザイン → 図面作成 → 墨入れ → 切り出し → 組み立てという流れで進めていきました。
デザインでは、何を収納するのか、どこに置くのか、などを考えてサイズや形を決めていきました。今年度製作したモニターラックは収納するモニターのサイズを測って棚の幅や高さを考えました。生徒はメジャーを片手に「モニターを収納できるように、ここはこのサイズにしよう」など意見を出し合って進めました。

図面作成では、デザインを基に三面図とパーツ図を作成します。この図面の数字で板を切り出し、作品を組み立てるので、とても大事な行程になります。図面が完成したら板に墨入れをし、のこぎりで切り出していきます。小物製作でものこぎりは扱いましたが、そのときの板に比べるととても分厚くサイズも大きいので材料を切り出すのが大変でした。交代をしながら協力して切り出したあとは、やすりを使ってサイズを調整しました。この切り出しの作業が終われば材料を組み立てて完成です。

図面を正確に作成することやのこぎりの取り扱い、インパクトドライバーによるビス止めなどそれぞれが得意なことを生かして、製作に取り組んでいる姿にとても成長を感じました。これまでの模型製作や小物製作は一人で一つの作品でしたが、家具製作では住環境デザインコースに在籍する生徒全員で一つの家具を製作しました。先輩、後輩の垣根を越えて、キャンパスで喜んでもらえる家具を製作しようとお互い知恵を出し合い、協力して作業を行うことで生徒同士の交流がさらに深まりました。

今回の家具製作において、最後までやり遂げられたことは生徒にとって、とても自信につながりました。製作途中で失敗したと感じたことがあったとしても、その都度どうすればよりよい作品になるかを考え試行錯誤し、見事に作り終えることができたことは次の成功への糧となるはずです。今年度、一年間住環境デザインコースでは様々な課題に取り組んできました。図面に正確な長さの正しい線を定規で引くことから始まり、カッターナイフやのこぎり、インパクトドライバーなどの道具に関しても、初めて取り扱う生徒にとっては戸惑いの連続でした。しかし、製作途中に困難が立ちはだかった時でも、生徒同士が互いに協力し合い作品の完成に向けて生徒それぞれが知恵を出し合い作品を作り上げたことは、きっと今後の人生にいきるはずです。

「住環境デザインコース」は、専門的な資格や技術を身につけることだけが目標ではなく、将来の夢や目標もって高校生活を送ることができます。オンラインで全国のキャンパスを繋ぎながら、講師が一から製図のコツ、切り方のコツをわかりやすく教えてくれるので、初めての生徒でも安心して学ぶことができます。おおぞら高校では、住環境デザインコースをはじめ、なりたい大人になるための様々なコースがございます。
個別相談も受け付けておりますので気になる方はホームページよりお申し込みください。

★資料請求・個別相談に関するお問い合わせはこちら★
個別相談:土日祝日も開催中!
TEL:0564-25-0022
Mail:okazaki-office@ktc-school.com
↓下の学校見学・個別相談予約からでもOK!