宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ ブログ 2019.12.13 「みらいの架け橋レッスン®」～「心理学講座」編～ 自分の感情や怒りのメカニズムを理解しました！

仙台駅東口より徒歩4分のところにあるKTCおおぞら高等学院仙台キャンパスです。

仙台キャンパスでは12/9（月）に「心理学講座」を開催しました。今回は、東北大学教育学部大学院で心理学を学ぶ学生の皆さんがワークも取り入れた講義をしてくださいました。
今回は①「自分の感情を理解する」②「怒りのメカニズムを理解する」の2つの講座を仙台キャンパスの生徒が受講させていただきました。まず初めに東北大学大学院教育学研究科教育心理学講座臨床心理学分野准教授安保英勇先生より、この講座の開催趣旨や、東北大学の歴史についてなど、進路を考える上でも参考になる興味深いお話を聞かせていただきました。
はじめは緊張気味だった生徒たちも、大学院生の皆さんがワーク等で上手に関わってくださり、楽しく学ぶことができました。
　
例えば、①「自分の感情を理解する」では「聖火ランナーに選ばれました。あなたはどう感じますか？」という質問。同じ質問でも回答は様々でした。「うれしい」と感じる生徒もいれば、「不安」「緊張する」という人も。「快」「不快」の感じ方は人や状況によって異なること、感情を理解することは自己理解につながるということを学ぶことができました。
参加した生徒からは、
「普段いろんな気持ちがごちゃまぜになってモヤモヤして苦しくなることがあって、理解して整理できるとモヤモヤも減ることに気づけた」（2年次生女子）
「言語化によって感情を理解しやすい形にできるとわかった」（1年次生女子）
「自分の感情を考える機会があまりないので考えることができてよかった」（1年次生女子）
といった感想を聞くことができました。
　また、②「怒りのメカニズムを理解する」では怒りにはその前に必ず「第一次感情」があること、「６秒ルール」「アイメッセージ」など普段の生活で即実践できる内容を教わりました。
「6秒待つと怒りに任せず冷静に考えられることを知ってやってみようと思った」（2年次生女子）
「怒りのメカニズムを知ったことで今後の人間関係が円滑になるのではと思った」（2年次生女子）
「怒りはほかの感情をかき消してしまう程強いものだと思う。まずは６秒待って、何を言いたいのか整理するのが良いと分かった」（1年次生女子）
「自分が怒った時に活用しようと思いました！」（1年次生男子）
といった感想を聞くことができました。

普段、なかなか学ぶ機会のない「心理学」ですが、今回の講座で興味を持った生徒や、進路として心理学を学びたいと考えている生徒も多く、本格的な心理学を学ぶ最高の機会になりました。仙台キャンパスでは、普段の選択授業のほかにも、今回の心理学講座のような、様々な体験や学びの機会を用意しています。
次回の開催もおたのしみに！！！

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