宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.10.02 地域に求められる存在に ~手話をいかしたボランティア活動~
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みなさん、こんにちは。秋の爽やかな風が心地よい季節となりました。そんな中、仙台市障害企画課から依頼をいただき、9月28日(日)「福祉まつりウエルフェア2025」にてボランティア活動を行いました。今回、生徒が担当したのは「ミニ手話教室」のブースです。ろうあ者の講師の方のサポートをしながら、来場された方々に手話を体験していただきました。また、もう一つの企画として、2025年に開催されるデフリンピックを応援するメッセージを書いていただくコーナーも担当しました。普段から手話を学んでいる生徒にとっては、学びを実践する貴重な機会となりました。キャンパスだけでは得られない、リアルな体験や相手に手話で伝わる喜びを体感できたことは大きな収穫です。来場者の中には初めて手話に触れる方も多く、最初は戸惑いながらも、講師や生徒とやりとりするうちに自然と笑顔になっていく姿が印象的でした。
仙台市から「手話ができる生徒にぜひ協力してほしい」と依頼をいただいた今回のボランティア活動。地域に求められ、自分たちの学びをいかせる経験は、生徒にとって大きな自信につながったと思います。応援メッセージのボードはたくさんの言葉で彩られ、会場全体が温かな雰囲気に包まれました。
福祉や手話の学びは、人と人をつなぐ力になることを改めて実感した一日でした。
ボランティアに参加した生徒からは「障害をもった方々は決して援助される立場というわけではなく、互いに支え合い学び合える、人と人の当たり前に気づくことができました」という感想がありました。
これからも、おおぞら高校ではリアルな体験から学び合える機会を多く取り入れていきたいと考えています。