宮城県仙台キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.10.06 人権サポーターという大役を! ~人を思いやる気持ちが受賞作品に~
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仙台法務局主催の第43回全国中学生人権作文コンテスト宮城県大会で、仙台キャンパスのYさんがベガルタ仙台賞を受賞しました。中学生の頃に応募した作文が高く評価され、受賞につながりました。
そして10月4日(土)には、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で行われたベガルタ仙台の公式戦において、仙台法務局・宮城県・宮城県人権擁護委員連合会・ベガルタ仙台が連携して実施した人権啓発活動の中で「人権サポーター」という大役を担いました。人権サポーターとは、スタジアム内で「誰もが尊重し合う社会を一緒に実現していきましょう」という内容の人権宣言を読み上げ、来場者に人権への理解を求めるという役割です。写真にもある通り、堂々とセンターを飾っていました。
人権宣言を終えたYさんは「緊張して2回嚙んじゃいました」と笑っていましたが「微力でも、私の作文や宣言によって勇気づけられる人がいたら嬉しいです。この活動が誰かの心に響いて、偏見や差別のない社会をつくれたら誇りに思います」と話してくれました。
Yさんの受賞作品名は「尊重しあうこと」。
作文の中でYさんは「尊重を難しく考えず、まず、相手の話をしっかり受け止めることから始めようと思います。偏った見方ではなく、色々な面から物事を考え、判断できる人間になりたいです。」と書いています。一人ひとりの考え方や感じ方を大切にしようとする姿勢が、優しく、まっすぐな言葉でつづられており、人権サポーターに選出された理由を物語っています。
現在、子ども・福祉コースで学ぶYさんは、日々の授業を通して「人の幸せ(福祉)」について深く考え、多様な価値観に触れています。おおぞら高校で学びや経験を重ねる中で、Yさんの中に育まれていく「人を思いやる気持ち」が、これからもきっと多くの人に温かい影響を与えていくことでしょう。