滋賀県滋賀キャンパスキャンパスブログ

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【みらいの架け橋レッスン】【写真・動画】の回の続報です。
前回は、映像の手法としてわかりやすい、ストップモーションアニメを制作することに決まり、どんな内容がいいのかを話し合いました。

今回は「まずはどのくらいの動きでアニメになるのか」を実験しながら、映像に慣れていこうと思います。

▼ストップモーションアニメの内容は?
まずはどんな内容のものにするかを相談しました。
・○○さんの髪の毛がぐんぐん伸びる
・星がふる
・惑星をつくる
・手から何か浮かんでいるようにしたい
などのアイディアから、【手の中から惑星をつくる】イメージに決まりました。

全体の流れは...
・手のひらをひろげる
・中から惑星が生まれていく
・手のひらを包み込むような動作をする
・手の中に惑星が収まっていく
・手に息を吹きかける動作をする
・中の惑星が粉になって飛んでいく
と、こんな感じ!
さて、どんな風になるのか実験です。

▼実際に撮影してみよう!
空中に惑星を浮かせるためにはどうしたらいいのか?
その一つのやり方は、カメラと被写体(人)の間にガラスを通し、そのガラスに紙やマスキングテープで浮かせるもの(今回は惑星)をつくるという方法です。
今回はそれでやってみました。

まずは、定点にとめたカメラに合わせて、カメラの画角がわかるように印をつけます。
その画角の枠内に手が見えるように、動かないようにしてもらい、撮影の開始です!
被写体になる人はほんとうに大変!
でもそれも、あははと楽しめる時間の一つですね!

手の中にモノが見えるように少しずつマスキングテープや紙を張り付け、写真を撮ります。
その紙を増やしたり、減らしたり、または移動させたりして何度も写真を撮ることで、動いて見えるようになります。 撮った写真を確認しながら、「このくらいで動いて見える」、あるいは「なめらかに動いて見えるかどうか」を中心のポイントに据えて考えていきました。撮影の様子 ▼できあがった写真をつなげて、動画にしてみよう!
撮った写真をパソコンに取り込んで、すべてをつなげて音楽をつけることで、十分に映像に見える作品が完成しました!こんなふうになりました 作った動画を見ながら、実際に動いていると感じられるのはすごく面白いですね!
しかし、カメラは基本的に一人が管理するし、マスキングテープをつける人は何人もいても、調整する人も必要になるし、共同作業にはイメージ共有が重要であることがすごく感じられたと思います。
そのためにあるものの一つに「絵コンテ」があります。

次回は絵コンテを作って実際にみんなで共有しながら、よりクオリティの高いものを楽しく作っていこうと思います!