滋賀県滋賀キャンパスキャンパスブログ

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今回の「ものづくり」レッスンのテーマは「ボードゲーム」です。
滋賀キャンパスといえばカードゲームが大好きですが、同じ机の上で遊ぶゲームでも、一味違う味わいなのがこの「ボードゲーム」。
なんと実は紀元前数千年前から存在していたそうです。

▽今回チャレンジするのは「マンカラカラハ」というゲーム。
このゲームの歴史はなんと紀元前15世紀のアフリカから続いているそうです。

まずは実際にやってみよう! ということで、既製品の「マンカラカラハ」で遊んでみました。
ただガラスの玉を移動するだけのゲームなのに、すごく頭を使います。
「うわー! 今それするの!? 負けちゃうやん!」「わー! やられた!」など、みんなが楽しく面白い戦いを見せてくれました。
簡単なルールだからこそ、観ている友だちも楽しめるのがいいですね! 実際にやってみた

▽今回はゲームで盛り上がるだけでなく、このゲームを「つくる」ことがメインです!
同じものを作る、といっても、代用できるものはどんどん代用して、予算をかけずに作ることが目標です。
そうすると、今現在使っている「ボードゲーム」の構造をよく把握する必要があります。

ガラス玉を入れているこの凹み。
卵パックでできるんじゃないか、という案がありましたが、実際にやってみたときに、ガラス玉が取りにくかったら困ります。
また、ガラス玉がいくつも溜まることがあるので、溢れたら困ります。

結果、卵パックよりもっと取りやすい、大きめの受け皿が必要だという判断をしました。
既製品の形が「なぜそうなっているのか」を観察すると、それを作った作り手の「遊びやすいように、楽しめるように」という大きな配慮を発見することができます。

今回は、丸い氷を作る製氷機で代用してみました。
さてうまくいくかな?

▽製氷機をボードゲームにするには...
製氷機の角やでっぱりをカッターで削り、それぞれの製氷機に穴を開けてモールでくくって... と、様々な工夫をしました。
ヤスリがけながら、ここどうする? とみんなで相談しながらの作業でした。

▽できた! てづくり完成

これができた私たちの「マンカラカラハ」です!
実際に遊んでみると「これ全部入るぴったりの段ボールがあれば動かないね」など、改良の余地がありました。
やってみる、フィードバックをとる、改善点をみつけて実行する、というのは何にでも共通する良い物・関係をつくるための流れです。
さて、次は滋賀キャンパスにどんな手作りゲームが誕生するのか? 楽しみです♪