東京都東京キャンパスキャンパスブログ

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保育技術検定の授業の一コマ

みなさん、こんにちは。
東京キャンパスの古瀬です。
日中は、春の陽気を感じられる日も増えてきました。桜の便りが待ち遠しいです。

さて、私は今年度も、子ども・福祉コースで「保育技術検定」の対策授業を担当させていただきましたが、先日、今年度の対策授業が最終回となりました。

保育技術検定は、例年7月と12月の年2回実施されますが、試験前の対策はもちろんのこと、試験が終わった後も復習や振り返りをおこない、より上の級を目指していきます。先日の授業では、12月の保育技術検定の出題内容を振り返ったのち、保育現場を想定した課題について各自が考え、子どもの理解を深めるワークをしました。その一例を紹介してみます。

課題:3月のうたを保育者になったつもりで、テーマをもって選曲しよう。

この課題では、ただ選曲するだけでなく、「なぜ」を大切にします。着眼点は、月齢、季節、年中行事、歌詞、仲間など自由ですが、理由をもって選ぶことで、保育を通して子どものどんな能力を伸ばしたり、経験をさせたりしたいかという保育の目的を明確にしていきます。

これは、ある生徒の発表です。
「私は<お散歩>をテーマに、『ちょうちょう』を選びました。理由は、お散歩で草花や蝶などの虫に出会ったときに、この歌を歌うことで、その体験が印象に残り、自然への興味を持たせることができると思うからです。」

さすが、検定試験を乗り越えた生徒ですから、しっかり理由をもって発表する姿が印象的でした。

子ども・福祉コースで学んだ生徒が、実習や職場でその能力を存分に発揮してくれることを願っています。
(古瀬)