東京都立川キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2020/reserve/?kubun=3&event=002&campus=20
チャレンジスクールとエンカレッジスクール

こんにちは。入学相談室です。
中学3年生のご相談が増えてきました。
そこで今回は、特にご質問の多い都立高校の「チャレンジスクール」と「エンカレッジスクール」についてお話します。
通信制高校 サポート校との併願で検討されている方も多いかと思いますので、参考にしてください。


「チャレンジスクール」は、定時制高校です。学力考査と調査書の提出がなく、入試は面接と作文が中心となります。ライフスタイルに合わせた時間帯が選べ、心のケアに配慮した指導が行なわれます。小・中学校での不登校や高校での中途退学を経験した生徒などが、自分の目標を見つけてチャレンジする学校です。中退者の受け入れ先としても機能しています。

「エンカレッジスクール」は、全日制高校です。学力考査はなく、入試は調査書・面接・作文が中心となります。30分授業や体験学習の導入など、普通科でありながら、特徴的な施策が用意されています。小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒のやる気を育て、励まし、応援しながら、学校生活を充実させる学校です。発達障害があるなど、特別な配慮が必要な生徒の学び直しにも力を入れています。

こうした様々な配慮や工夫があり、入試に学力考査もないため、中学校で登校や学習に苦戦してきた生徒からの人気が集中する現象が続いています。


一番のポイントは、実は「入試の突破」「入学できるか」ではなく、「継続できるか、また将来のなりたいものを見つけることができるか」ですよね。もちろん「チャレンジスクール」「エンカレッジスクール」に入学されてから、中学校時代と比べ、充実した高校生活を送れるようになった生徒さんもたくさんいらっしゃいます。

しかし、残念ながら退学の道を選んだり、通信制高校 サポート校などへの転校を選ばれる方も多いのも事実です。なぜでしょうか?

それは「チャレンジスクール」「エンカレッジスクール」が、定時制・全日制高校である以上、単位を修得する条件に必ず「成績」や「出席日数」の規定が含まれるからです。例えば、年間の出席すべき日数の1/3、1/4などの欠席・遅刻で、単位修得は難しくなり「留年」となってしまう可能性があります。「せっかく登校ペースは上がってきたのに、トータルの出席日数が足りなくなって単位が取れなかった...」というパターンです。

そして「KTCおおぞら高等学院はどういう学校ですか?」というご質問に対してですが、たくさんの興味ある体験授業や学科・コースを選択することができ、無理なく自分のペースで登校して授業を受けることも、自宅でオンライン授業を受けることも、自由に選択することができるKTCおおぞら高等学院と、出席日数の規定がない屋久島おおぞら高等学校(通信制高校)とのコラボレーションです。

「チャレンジスクール」「エンカレッジスクール」の特長である、短時間集中学習や特別な配慮やキメ細かな対応(メンタルサポート、発達障害を持つ生徒への理解と対応、学び直しなど)、生徒の状況や希望にあわせた登校ペースを作ることもできます。つまり、「チャレンジスクール」「エンカレッジスクール」の良いところをあわせ持って自分のペースで通えます。

また、最近は多様な学科・コースがあるので、全日制高校に通うより、KTCおおぞらで「好きなことを増やして、深く学びたい!」と毎日登校を希望する生徒からも選ばれています。

先日も「KTCおおぞら高等学院は上のお兄ちゃんが通っていて、下の子にも合いそうです。」とご兄弟での入学のご相談もありました。これからも、保護者・生徒のみなさまの期待に応える学校であり続けます!

高校に良い、悪いはないので、「自分に合うか合わないか」です。

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