群馬県高崎キャンパスキャンパスブログ

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高崎キャンパスのブログをご覧のみなさん、こんにちは!
季節は3月下旬となり、日差しが日に日に暖かく春の息吹を感じられるようになってきましたね。
新しい春、入学進学の季節ですね。高崎キャンパスにも新一年次生が4月から入学してきます。それに伴い一年次生を対象にした入学準備講座 Myスクールが開講されました。

フレッシュな顔ぶれが教室に勢ぞろいし、開講された科目は1時間目は古典、2時間目は英語でした。
古典というと何となく言葉の使い方やかなづかいが特殊で難解なイメージがある人もいるかもしれません。生徒からもあまり好きでない科目として挙げられることが多くちょっと嫌われ者の科目といえるかもしれませんが、今回の授業テーマは「平安時代ってどんな生活?」と題して平安時代と現代の文化や暮らし方の違いがテーマで馴染みやすかったかもしれません。
「平安時代の人は毎日お風呂に入っていたのかな?」という質問に新一年次生たちの反応は様々でした。平安の優雅な貴族の生活ですから当然お風呂は毎日入って清潔にしていたと思っていた生徒もいましたが、実際は湯を沸かしてその湯気を部屋に充満させて入る蒸し風呂(ミストサウナ)だけでほとんど湯船につかることはなかったと聞いてちょっとショックを受けている感じの表情の生徒もいました。しかもシャンプーも石鹸もなかったわけですから、垢を葉っぱで落とす程度だったようですので美しい着物姿で優雅に暮らしているイメージからは衛生面に関して言えば程遠いでしょうか。しかも、その蒸し風呂も占いで日柄の悪い日だと入らなかったというから驚きですね。洗った部分から邪気が入るのを防ぐためだとか・・・。当時は何もかも占いによって決められていたといいますから、現代と価値観も考え方も大きく違うということは想像に難くありません。授業を通して平安時代の生活に現代とのギャップを感じた生徒もいたようです。

入学準備講座

価値観も考え方も違うといえば、ここに集った新一年次生たちも同じことが言えるのかもしれません。出身中学校も住んでいる地域も環境も違う生徒たち、このKTCおおぞら高等学院高崎キャンパスの門をたたいた仲間という共通点を除けば、さまざまな価値観や考え方をもっている個々の存在です。
平安時代と現代とのギャップとまではいかないかもしれませんが、ぜひとも新一年次生にも在校生同様にお互いの価値観の違いや多様性を認め合いながらこれから始まる3年間を楽しく過ごしてもらいたいというのが私からの願いです。素敵な3年間になりますように!

最後まで高崎キャンパスブログをお読みくださりありがとうございます。

高崎キャンパス飯野真理子