群馬県高崎キャンパスキャンパスブログ

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練り切り

今回の「みらいの架け橋レッスン」では白あんを練り切って「鯉のぼり」と「アヤメ」を作りました。

東日本調理師専門学校の講師の方がKTCおおぞらの高崎キャンパスにお越しくださり、楽しく面白いレッスンをしてくださりました。講師が白あんを準備してくださっている間、生徒に練り切りについて尋ねると、「お店でしか見たことない。」「あんこのイメージが強い。」と言っていました。実は、練り切りの材料は白あん以外に白玉粉や上白糖を含みます。

果たして、生徒は上手く白あんを練り切ることはできるのでしょうか?

まず作るのは「鯉のぼり」。講師が見本を見せてくれました。白あんの上に桃色のあんが載せられています。桃色のあんに綺麗な曲線が引かれており、隣には白あんに「鯉」の目が書かれていました。「きれい。」「あれ作れるかな...」など生徒は困惑した顔をしています。神妙な顔をしながらビニール手袋をつけ、さっそく作業に取り掛かります。白あんの上に桃色のあんを重ねて形を整えていきます。その後、先が細い、つまようじを使って桃色のあんに曲線を引いていきました。

次に「アヤメ」を作ります。アヤメと言えば、見た目が似ていることからよく「しょうぶ」と間違われます。アヤメの由来は「花びらに網の目のような形がある」ことから名付けられたそうです。そのため、アヤメの練りきりには「網の目」をどのようにつけていくかがポイント! 講師は茶巾と呼ばれる布の中に薄紫色のあんと白あんを載せ、ギュッと絞っていました。生徒も真似をして茶巾をギュッと絞ります。中を開けると、二つのあんが見事に混ざり合っていました。

最後に講師が「ラテアート」を披露してくださりました。コーヒー豆を機械で焙煎し、あっつあつのコーヒーをカップに入れていきます。その後に65度で温めた牛乳をカップに注ぎ、細長いペンで形を整えていました。かわいいクマやハート、結晶のラテアートが出来上がり、生徒はスマホを片手に写真をパシャパシャ撮っていました。 ラテアートを披露する講師 練りきりの体験とラテアートの鑑賞を楽しんだ生徒の顔はとても気持ちがよさそうでした。また講師も生徒の反応をみて、嬉しそうにマスクの下で笑顔を見せてくれました。KTCおおぞらではこういった体験を通して調理の道に進んでいった生徒もたくさんいます。こんな貴重な体験ができるのもKTCおおぞらの特徴の一つではないでしょうか。(木村)