大阪府梅田キャンパスキャンパスブログ

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明けましておめでとうございます。
令和2年がスタートしました。今年もよろしくお願いいたします。

さて、イギリスの児童精神科医だったD・W・ウィニコット先生によると、子どもにとって一番いい母親は good-enough mother(グッド・イナフ・マザー)=「ほど良い母親」なのだそうです。母親業を完璧にこなすような100%完全無欠の母親は、実はダメです! というのです。

ではウィニコット先生のいう「ほど良い母親」をもう少し具体的にいうと...
・子どもの要求をすべて呑まない、かなえない
・親の望みのすべてに従わせない
・親の期待通りに子どもを育てようとしない
そんな母親のことのようです。

しかし、これを「わかりました、やってみます。」と、子どもの要求を呑まない、かなえないなどとやってみると、衝突は避けられない。そこで子どもとの「値切り交渉」が必要になってきます。子どもと親、お互いが対等に要求をぶつけ合って「妥協点」を探り合う作業です。自分の思い通りにいかない"他者"の存在を子どもが意識することで、成長や発達は促されるのです。

まだまだ未熟だとはいっても、高校生はもう幼児ではありません。一人の人間として認め、感情的になることなく接することが大切なのですね(これが一番難しいのですが...)。結局、子どもの成長には、親の成長が欠かせない、ということのようです。

KTCおおぞら高等学院では「先生」を「マイコーチ®」と呼びます。「親」の存在とは違うのですが、KTCおおぞら高等学院の大人として、また「ほど良いコーチ」として、生徒とのコミュニケーションでその状況に応じて、力加減を微妙に変えつつ、生徒から見て上から目線の「先生」という存在ではなく、並走する「コーチ」として、より教育効果を高めていくことを目指しています。

ではKTCおおぞら高等学院の「コーチ」とはいったいどんな人たち? と思ったら、一度見学にお越しください。スタッフ・コーチ一同、お待ちしています。

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