栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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目隠しで挑戦

皆さん、こんにちは。
おおぞら高校 宇都宮キャンパスです。
昨月、みらいの架け橋レッスン®で新たな講座がスタートしました。
書道を通して字を書く楽しさを知っていく「筆遊び」です。
講師は宇都宮市内で書道教室をしながら、4人のお子さんを育てているパワフルママさん、田所繁美(たどころ しげみ)講師です。

とても明るい性格で、地元の子どもからも親しまれ、お稽古がなくても、おしゃべりをしに皆が集まってくる、そんな教室です。
そのため、今回の筆遊びも「書道」ではあるけれど普通に文字を書くだけではなく、田所講師のアイデア満載のみらいの架け橋レッスン®となりました。

生徒の中には書道を習ったことがある人や有段者もおり、最初に書いた「花」という簡単な文字でも様々な「花」の形がみられました。
また、筆を2本両手に持って書いてみたり、目隠しをして書いてみたり...... 様々なチャレンジに取り組んでいきました。

今月の講座では、桜や葉の文字を崩して丸い紙に書いたりもしました。
その中で、田所講師が常に話していたのは「心をこめて字を書く」ということでした。向き不向きよりも前向きに、心をこめて書いてみよう。という思いは、書道に苦手意識を持っていた生徒の励みにもなりました。

手書き文字が減りつつある昨今、書に興味を持ち、書を学ぶ人口も減りつつあります。その反面「書く」が「描く」となり、アートとして広がり海外での需要も広がっています。単に文字を書くだけでなく、自己表現の手段でもあり、芸術でもあり、また心を込めて......。
礼儀作法であったり、集中力をつけたりと、日本の伝統文化の魅力は計り知れません。

参加した生徒からも楽しかったという声が多数上がりましたので、今後につなげていきたいと思います。進路に向けても、美文字を習得しスキルアップもできます。
これからも、生徒の「やりたい」を形にして、色々なことにチャレンジするチャンスを提供していきます。

ブログをご覧の皆さんも、生徒の作品を見に来てください。感染症対策をしてお待ちしています。