栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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講座で出された課題について、真剣に考えている生徒

おおぞら高校 宇都宮キャンパスです。暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

宇都宮キャンパスでは、8/3、8/4に「夏期資格講座」と題して、1日で資格取得を目指せる講座を開講しました。取得できる資格は、「シニアフードアドバイザー」「認知症介助士」の2種類です。

「シニアフードアドバイザー」では、家族や大切な方が食についてのサポートを必要とした際、どのような食べ物、調理法が適しているのか? ということについて学びます。さらに、食事に適した姿勢や高齢者の身体の変化などについても、幅広く知識を得ることができます。

「認知症介助士」は、読んで字のごとく認知症の方と接する際の心構えやコミュニケーションの取り方など、認知症の方への正しい応対方法を身につけることができる資格です。

どちらも医療・福祉の現場ではもちろんですが、シニアフードアドバイザーの資格は食品にかかわる分野で働きたい、と思ったとき力になってくれます。また、認知症介助士については、ホテルや役所、販売といった人と関わる職業で、幅広く活用の機会があります。

2日あわせると、全学年から参加者が。というわけで、少しだけ話を聞いてみました。
参加してみようと思った理由で最も多かったのは「何か資格を取りたかったから」でした。夏休みのうちに取得できる、というのも決め手のひとつになったようです。
他にも「この資格が必要だと思った」「福祉の仕事に興味がある」「コーチに誘われた」といった意見が挙がっています。また、認知症介助士講座を受けた生徒からは「身内に認知症を抱えた人がいるから」という声も聞かれました。

 Q.実際に受講してみて、1番印象に残ったことは何ですか?

「知らなかったことが多くて、ほとんどが印象的だった」と、両方の講座に参加した2年次生の生徒が話してくれています。「高齢化は、これからも続く」という現実に驚いたと答える生徒もいました。一方、「認知症になっても環境次第で問題なく過ごせる人もいる」「やりたいことを補佐するのが、自分の役割」と、明るい話題が心に残ったという声もありました。

 Q.この知識を、どこで使いたいですか? 誰に話したいですか?

これは「家族に話したい」という意見がダントツで、「家の人に話したいです。テキストを、家の皆がよく集まる場所に置く予定だ」という話も出ました。
「困っている方が居たら助けたい」という意見も複数あり、自分たちとは年齢の離れた世代に対応するときのイメージがわいた生徒も少なくない様子です。

アルバイトをしている2年次生は、早速接客の時に役立てたい、と語っていました。なんでも、受け持っている時間帯はお年を召したお客様が多いのだとか......。

「こんなことをできるようになりたい」というのは、なりたい大人になるための大事な1歩。

今回は高校生の真夏の大挑戦についてのリポートでしたが、真夏に限らず、高校生に限らず、挑戦してみたいという方はぜひ電話やインターネットから宇都宮キャンパスへお問い合わせください。