栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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留学中の生徒の様子おおぞら高校 宇都宮キャンパスです。
先日、カナダ・バンクーバーへの留学プログラム「ワールドオリエンテーション」に引率として行ってまいりました。これは全国キャンパスから約300名の生徒が6班に分かれてカナダへ飛び立ち、1週間の中で様々な体験をするという、おおぞらトップクラスの人気を誇る留学プログラムです。今年の宇都宮キャンパスからは、第4班に6名の生徒が参加しました。
今回はその様子を引率コーチの目線からお伝えいたします。

不安いっぱいのスタート
初日、正直に言うと生徒の表情は硬く、緊張感が漂っていました。異なるキャンパスから集まった生徒同士、どう接していいかわからない様子。さらに時差ボケで体調がすぐれない生徒もいて「大丈夫かな」と心配になる場面もありました。
ホームステイ先への移動も、みんなドキドキの表情。それもそのはず、初めて会うホストファミリーとの生活が始まるのですから。

充実のプログラム内容
留学中は、語学学校での授業を中心に、様々な活動を体験しました。
語学学校での学び
授業は会話とグループワーク中心。お金の使い方や日常生活で使える実践的な英語を学びました。最初は恥ずかしがっていた生徒も、徐々に積極的に発言するようになっていきました。
社会科見学とアクティビティ
・5ピンボウリング
・サーモンハッチェリー見学
・ガスタウン散策
・グランビルアイランド観光
語学学校での授業が中心ですが、それ以外にも英語での社会科見学もプログラムの目玉です。
特に印象的だったのが、5ピンボウリング。日本ではあまり見ない形のボウリングで、全員が初めて行うスポーツということもあり、上手下手は無関係!
これが生徒の関係を大きく変える転機となりました。チームを組んで楽しむうちに、自然と笑顔が増え、キャンパスの壁を越えた交流が始まったのです。

心温まるホームステイ
ホームステイでは、様々なドラマがありました。
ある生徒はスマホを無くしてしまい大慌て。しかしホストファミリーが一緒に探してくれて、無事に発見! 言葉が完全に通じなくても、家族の温かさは十分に伝わったようです。

また別の生徒は、ハロウィン近くという時期もあってか、ステイ先でファミリーと一緒にお菓子作りという、素敵な思い出を作っていました。最終日には、我々スタッフにも内緒で、プログラムにはない「自分で書いた感謝の手紙」をホストファミリーに渡していました。たとえまだまだ拙い英語であるとしても、自分の言葉で気持ちを伝えようとする姿勢に、コーチとして胸が熱くなりました。

驚くほどの成長と絆
最終日のグランビルアイランド観光。ここで見た光景に、私は目を疑いました。生徒がキャンパスごとに固まることなく、自然にグループを作って楽しそうに観光しているのです。留学中の生徒の様子そして、全員での記念撮影では初日の緊張した表情とは打って変わって、みんなとびっきりの笑顔でいました。

空港でのお別れの時には「みんなと別れたくない」と涙を流す生徒も。
たった1週間で、こんなにも深い絆が生まれたことに、引率した私自身が驚かされてもらい泣き。

たとえ英語が完璧には話せなくても、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢。
どんな困難にぶつかっても、自ら考え、時には周囲に助けを求めながら、乗り越えていく力
キャンパスも、おおぞらに入った背景も、時に年齢までも異なる仲間と協力し、友情を育む経験。

生徒が得たものは、語学力以上に大切な何かだったのかもしれません。

引率を終えて、正直な気持ちを言わせていただくと「もう一度このメンバーで留学したい」というのが本音です。それほどに、いい意味で時間が足りないと感じるほど、充実した内容でした。

不安そうな表情で出発した生徒が、自信に満ちた笑顔で帰国する。その変化を間近で見られたことは、教育に携わる者として何よりの喜びです。
この経験が、生徒のこれからの人生に、少しでも良い影響を与えてくれることを願っています。

おおぞら高校では、留学に限らず、みらいの架け橋レッスン®や学院祭をはじめとしたスクールイベントなど、生徒の挑戦、成長につながる様々な体験プログラムを実施しております。
ぜひ、様々な活動に取り組む生徒の様子を一度見学にお越しください。
ページ下部からのお問い合わせ、お待ちしております。