栃木県宇都宮キャンパスキャンパスブログ

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スタディーツアー in セブおおぞら高校 宇都宮キャンパスです。
先日のブログでは、スタディーツアー in セブの事前学習についてお伝えしました。今回は、引率として実際に1週間生徒とセブへ同行してきましたので、その詳しい様子をお届けします。

英会話レッスン
英会話レッスンは毎日行われ、マンツーマンレッスンと少人数グループレッスンの両方を受けます。出発前や初日の段階では「マンツーマンで英語を話せるか心配」「講師の言っていることを理解できるかな」と、不安を口にする生徒が多くいました。しかし実際にレッスンが始まってみると、どの講師もとても優しく、生徒が理解できるまで根気強く教えてくれるため、徐々に緊張がほぐれていきました。
初日は声が小さかった生徒が、2日目には講師に質問を返したり、自分の好きなことを英語で説明しようと積極的になる姿も見られ、短い期間の中でも大きな成長を感じました。

社会見学
スタディーツアー in セブでは、孤児院ボランティアや現地校の生徒との交流、ゴミ山視察などを行っています。今回はその中でも特に印象的だったゴミ山視察についてご紹介します。私たちが訪れた地域には、300~400世帯が暮らしており、そのうちの1家庭にお話を伺いました。
その家庭では、ゴミ山から見つけたぬいぐるみを一度きれいに洗い、中の綿を取り出して枕を作り直し、マーケットで販売することで収入を得ているそうです。元々は価値がないゴミだったものを工夫によって生活の糧に変えているという話に、生徒は驚いた表情を浮かべていました。私自身もとても学びの多い時間でした。
この家庭のお話はほんの一例にすぎません。実際に自分の目で見て、現地の方の声を聞くことで初めて知ることがたくさんあり、これこそがスタディーツアー in セブの大きな魅力だと感じました。

フリータイム
4日目の午後にはフリータイムがあり、生徒は思い思いに時間を過ごしました。ホテルのプールで思い切り遊ぶ、スーパーマーケットやコンビニでお土産を購入するなど、海外ならではの楽しみ方を満喫していました。私は生徒と一緒にコンビニへ行きましたが、日本との違いが多く、生徒は店内を興味津々で見て回っていました。
中には英語で店員さんにおすすめの商品を聞くなど、積極的にコミュニケーションを取っている生徒もいました!

引率者として感じたこと
1週間を共に過ごす中で、生徒の挑戦する姿をたくさん見ることができました。
英会話レッスンでは話せずに悩んでいた生徒が、ゴミ山視察では積極的に質問していたこと。
飲食店で勇気を出して店員さんを呼び、お皿を下げてほしいと英語で頼んだこと。
お部屋の水がなくなり、自分からフロントへお願いしに行ったこと。
日本では当たり前にできることでも、初めて訪れて、しかも言葉も異なる海外では勇気の要る行動です。
それでも生徒は「せっかくセブまで来たから挑戦したい!」「英語で伝えてみたい!」という気持ちを胸に、殻を破る瞬間が何度もありました。引率者として、その成長を間近で見られたことが本当に嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです。
今回の経験が自信につながり、今後の高校生活でもさまざまなことに挑戦してくれることを願っています。

おおぞら高校では、この他にも多彩な海外体験プログラムをご用意しています。また、宇都宮キャンパスには今回のスタディーツアー in セブ以外にも海外体験に挑戦した生徒が複数います。
ぜひページ下部よりお問い合わせのうえ、彼らの挑戦と成長の軌跡を聞きにいらしてください。お待ちしています。