三重県三重四日市キャンパスキャンパスブログ

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屋久島スクーリングに行く生徒

こんにちは。三重四日市キャンパスです。
今回は屋久島スクーリングについて実際に引率をしてみて屋久島へ到着するまでに感じたことや流れをお伝えします。
スクーリングの往復行程がどんな内容か詳しく見ていきます。
屋久島スクーリングは、4泊5日の行程で本校での学習や自然体験学習を行うものです。
その中でも1日目と5日目は移動の行程となります。では、実際の流れを見ていきましょう。

【1日目】
中部エリアの中でも三重四日市キャンパスは、名古屋駅からの出発となります。
朝8時過ぎの新幹線に乗るために、大きなスーツケースを引きながら名古屋駅の銀時計前(新幹線乗り場の近くにある時計)に集合します。
集合場所には中部エリアから20名程度の生徒が集まり、キャンパスの引率コーチと共に新幹線に乗り込みます。
新幹線に乗って目指すは鹿児島中央駅なのですが、東海道新幹線では博多駅までしか行けないので、新神戸駅で「のぞみ」から「さくら」に乗り換えをします。名古屋から鹿児島まで所要時間は5時間以上。お尻が痛くなる時間です。生徒は早起きしている方が多く、寝ていることが大半です。元気な生徒はトランプをしたり、ゲームをしたりと各々の楽しみ方をしています。座席は予め決められていますが、5時間一緒にいることで打ち解けあう生徒が殆どです。集合時に初対面の生徒も新幹線を降りる頃には仲良くなっており、リアルな友人を作るのもスクーリングの醍醐味です。
鹿児島中央駅に到着するとすぐにバスに乗って、フェリー乗り場を目指します。
フェリー乗り場は桜島の目の前にあり、天気が良いと桜島の全景を見ることができます。フェリー乗りこむと種子島経由で屋久島を目指します。高速船で移動するのですが、速度はなんと80km/hもあります。そんなに速いのに2時間半の長い船の旅です。景色は島も見えますが基本的には海がたくさん見えるだけです。波が落ち着いていればとても快適ですが、少し波が高いと結構揺れます。座席もそこまで広くなく、シートベルトを常時着用していることから少し窮屈な時間です。電波も場所によって届かないところもあるので、フェリーの時間も寝ている生徒が多いです。長旅の疲れもあるので、ぐっすり寝ている姿が目立ちます。
ようやく屋久島へ到着すると、屋久島のスタッフが温かく出迎えてくれます。しかし、まだ本校へ到着したわけではなく、ここから更にバスで30分以上の移動が必要になります。街灯も殆どない真っ暗な道路を真っ直ぐ進みながら見えてきた光は、本校の綺麗な校舎と宿舎でした。到着後は大勢のスタッフに出迎えられますが、ここからが慌ただしく過ぎます。荷物を持って宿舎に移動し荷解きをする間もなく夕食やガイダンスを済ませていきます。
という感じでスクーリングが始まります。
不安も多い1日目ですが、キャンパスのコーチと一緒に屋久島まで行くことができるので、保護者の方はもちろん、生徒も安心して出発することができます。到着後はとても疲れが溜まっている様子ですが、この長旅を乗り越えられた生徒の表情は1日の達成感と成長を如実に表しています。
2日目から4日目は屋久島で様々なことに挑戦し、体験しながら刺激を受け、友人も思い出もたくさん作っていきます。

【5日目】
朝早くに起床し、シーツや部屋の片づけをして朝ごはんも急いで食べると、朝8時過ぎには本校を出発します。また長い帰路の旅です。1日目の反対でバスに1時間ぐらい揺られながら、名残惜しい屋久島の大自然に別れを告げてフェリー乗り場へ行き、3時間以上をかけて鹿児島中央駅に到着していきます。フェリーでは早起きとこれまでの疲れから、ほぼ全員が寝ている様子でした。生徒からは寝ていたらあっという間に鹿児島に着いたとの感覚のようです。鹿児島中央駅に到着する頃にはお昼の12時を過ぎており、駅でお昼ご飯やお土産を購入します。生徒は鹿児島名物の黒豚をふんだんに使った駅弁やカツサンドなど、美味しそうなものがたくさん並んでおり、みんな楽しそうに選んでいる様子でした。近くにコンビニもあるので、いつものお昼ご飯をコンビニで買った生徒もお土産を見ながら更に追加でご飯を買っている生徒もおり、最後までスクーリングを満喫している様子でした。
ここまで来たらあとは5時間をかけて新幹線でゆっくり帰るだけです。新幹線では駅弁を楽しむ姿や思い出をKTCみらいノート®にまとめる姿、友人と談笑する姿など全力で満喫しながら笑顔で帰る様子がとても印象的です。
このように往復の行程は長い時間がかかりますが、それもスクーリングの良い経験になり今後の糧にもなります。コーチと共に、そして友人と共に成長しながら学べるスクーリングはおおぞら高校でしか体験できないものです。

みなさんもおおぞら高校で楽しんでみませんか?駅弁を楽しむ生徒