高校選びの基本!全日制高校・通信制高校・定時制高校の違いとは
皆さんは「高校の種類」について考えたことがあるでしょうか?高校には、普通科や商業科、工業科といった科目の違いのほかに、全日制・通信制・定時制などの種類が存在します。
高校の種類を正しく理解していないと、自分に合った高校を選べない可能性があります。全日制・通信制・定時制の高校がそれぞれ提供する学びのスタイルやサポートを把握した上で、ご自身にとって最適な高校を見つけていきたいですね。
そこで本記事では、全日制・通信制・定時制の高校の特徴やメリット・デメリットについて解説します。高校選びのヒントや、通信制高校のサポート校についてもご紹介するので、高校選びでお困りの生徒さんや保護者の方は、ぜひご参考ください。
▶全日制高校の大きな特徴
全日制高校は、義務教育の小学校や中学校のように朝から登校し、1日6時間程度の授業を受ける高校です。1年間で約200時間の授業を受け、3年間で卒業します。進級するためには、必要な単位を修得しなければなりません。授業の単位は、テストの成績や出席日数などに応じて与えられます。
選択授業等を除き、全日制高校はクラス全体で同じ時間に同じ授業を受ける場合が多いです。学校行事や部活動も充実しており、進学指導や就職支援も手厚い特徴があります。
▶通信制高校の大きな特徴
通信制高校は、毎日学校に通う必要がなく、郵送やインターネットなどを活用して学ぶことができる高校です。3年以上の在籍が求められ、必要な単位を修得することで卒業資格が与えられます。全日制高校と同様の「高校卒業資格」を得ることができます。
通信制高校の通学する頻度は、学校によって変動します。生徒の希望に合わせて通学頻度を選べる学校もあり、無理なく学べることが通信制高校の大きな特徴です。
▶定時制高校の大きな特徴
定時制高校は、決まった時間に登校し、1日4時間程度の授業を受ける高校です。「午前中のみ」「午後から夜まで」「夜間のみ」など、全日制とは異なる時間枠で学ぶことができます。卒業に必要な単位を取るためには、一般的に3~4年程度かかります。
定時制は授業時間が比較的短いので、朝が苦手な生徒や、働きながら通っている生徒が多くみられます。幅広い年齢層の生徒が集まるため、異なるバックグラウンドを持つ人々と交流するチャンスにもなるでしょう。
▶全日制高校に通っている生徒が大多数を占める
Q あなたが通っている高校はどの種類の高校ですか?

2026年3月におおぞら高校が実施したアンケート調査では「あなたが通っている高校はどの種類の高校ですか?」という問いに対して「全日制高校」と回答した生徒が83.0%と大多数を占めました。次いで「通信制高校」が9.1%、「定時制高校」は1.9%でした。
このアンケート結果から、全日制高校が定番の進学先になっている一方、通信制・定時制の高校も多様な進学先の一つとして選ばれていることがうかがえます。
Q あなたはなぜ通信制高校を選びましたか?

通信制高校に進学した生徒を対象に「あなたはなぜ通信制高校を選びましたか?」というアンケート調査を行ったところ、「自由な雰囲気に惹かれたから」という回答が30.2%と最も高く、次いで「やりたいことができると思ったから(26.4%)」「先生や親に勧められたから(24.5%)」という結果になりました。
この回答結果から、通信制高校は自由な雰囲気があり、自分のやりたいことに合った環境があると認識されていることが分かります。通信制高校は、自分のペースに合わせて学べ、勉強の場所を選ばないことが大きなメリットです。また、柔軟なカリキュラムで融通が効きやすく、興味のある分野にこだわって学ぶこともできるでしょう。
一方、通信制高校を卒業するためには、自主性や自己管理が重要です。課題を疎かにしたり、登校日に欠席したりすると単位取得が困難になるというデメリットがあります。また、通信制高校は郵送やインターネットを中心に学習するスタイルなので、友達を作る機会が少ないことも挙げられます。
▶定時制高校のメリット・デメリット
Q あなたはなぜ定時制高校を選びましたか?

定時制高校に進学した生徒を対象に「あなたはなぜ定時制高校を選びましたか?」というアンケート調査を行ったところ、「とりあえず高校卒業資格が欲しかったから」「少人数の環境が良かったから」という2つの回答が27.3%と同率で最も高く、次いで「友達や先輩が行くから(行っているから)(18.2%)」という結果になりました。 この回答結果から、定時制高校は高校卒業資格の取得と少人数環境への期待が高いことが分かります。定時制高校は、仕事をしながらでも高校卒業資格を目指すことができ、少人数体制で個別に対応してもらいやすいことが大きなメリットです。また、定時制高校は公立施設が多く、学費を安く抑えられるメリットもあります。 一方、定時制高校の数は少なく、自宅から通学しにくい場合もあります。定時制高校は登校頻度が高いので、距離によっては通学が負担になるかもしれません。また、高校卒業資格の取得を目標としている学校もあり、大学進学実績は学校によって差が大きい面もデメリットといえるでしょう。
続いて、自分に合った高校の種類を選ぶポイントについてご紹介します。ぜひ高校選びのヒントにしてくださいね!
▶規則正しい生活で、進学や学校行事・部活動も頑張りたい人は【全日制】
毎朝学校に行き、授業を受けて帰るといった規則正しい生活を送りたい人は、全日制高校がおすすめです。全日制高校はクラス全体で活動する場面が多く、集団活動や学校行事も楽しむことができます。チームで1つの目標に向かって取り組む部活動も人気です。 また、大学進学を希望する場合は、大学進学の実績が豊富で進路指導が充実した全日制高校を選ぶと良いでしょう。進学校は学校全体が大学受験に向けて歩んでいる雰囲気が強いので、自然と学習する姿勢が整います。
▶自分のペースや価値観で、場所や時間を問わずに学びたい人は【通信制】
不登校経験や芸能・スポーツ活動、病気療養など、それぞれの状況に合わせて学びたい人は、通信制高校がおすすめです。通信制高校は郵送やインターネットでの学習を中心に、自分のペースで学ぶことができます。
また、大学進学に向けてや、自分のやりたいことに注力するためなど、通信制高校の卒業や充実した学校生活を支援する「サポート校」もあります。通信制高校とサポート校を併用することで、思い描く進学先や就職先に近付くでしょう。サポート校については次の項で詳しく解説します。
▶仕事や趣味、家庭の事情など、自分の時間を自由に使いながら学びたい人は【定時制】
働きながら高校卒業を目指したい人や、育児や芸能活動などの理由で昼間の通学が難しい人は、定時制高校がおすすめです。定時制高校は、夜間の授業など比較的短時間で学習できるので、自分の時間に余裕を持ちながら通うことができます。
また、少人数での授業が多いため、集団生活が苦手な場合や、個別に対応して欲しい場合にも定時制高校が適しています。部活動に取り組める定時制高校もあるので、幅広い年齢層の仲間と交流できる機会として参加してみると良いでしょう。
サポート校は、学習塾や予備校などの民間教育機関が運営しているケースも多く、進学対策から専門分野の学びまで、さまざまな支援を受けられるのが特徴です。 サポート校は、一般的に通信制高校と同時入学することで高校の卒業資格を取得するコースが用意されています。サポート校の併用によって、通信制高校でも3年間での卒業が十分に期待できるので、通信制高校への進学を検討している場合は、サポート校についても調べながら自分のやりたいことや生活スタイルに合った通い方を見つけてくださいね!
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高校の種類を正しく理解していないと、自分に合った高校を選べない可能性があります。全日制・通信制・定時制の高校がそれぞれ提供する学びのスタイルやサポートを把握した上で、ご自身にとって最適な高校を見つけていきたいですね。
そこで本記事では、全日制・通信制・定時制の高校の特徴やメリット・デメリットについて解説します。高校選びのヒントや、通信制高校のサポート校についてもご紹介するので、高校選びでお困りの生徒さんや保護者の方は、ぜひご参考ください。
知ってる?全日制・通信制・定時制の高校の違いを解説
はじめに、全日制・通信制・定時制の高校の特徴について解説します。▶全日制高校の大きな特徴
全日制高校は、義務教育の小学校や中学校のように朝から登校し、1日6時間程度の授業を受ける高校です。1年間で約200時間の授業を受け、3年間で卒業します。進級するためには、必要な単位を修得しなければなりません。授業の単位は、テストの成績や出席日数などに応じて与えられます。
選択授業等を除き、全日制高校はクラス全体で同じ時間に同じ授業を受ける場合が多いです。学校行事や部活動も充実しており、進学指導や就職支援も手厚い特徴があります。
▶通信制高校の大きな特徴
通信制高校は、毎日学校に通う必要がなく、郵送やインターネットなどを活用して学ぶことができる高校です。3年以上の在籍が求められ、必要な単位を修得することで卒業資格が与えられます。全日制高校と同様の「高校卒業資格」を得ることができます。
通信制高校の通学する頻度は、学校によって変動します。生徒の希望に合わせて通学頻度を選べる学校もあり、無理なく学べることが通信制高校の大きな特徴です。
▶定時制高校の大きな特徴
定時制高校は、決まった時間に登校し、1日4時間程度の授業を受ける高校です。「午前中のみ」「午後から夜まで」「夜間のみ」など、全日制とは異なる時間枠で学ぶことができます。卒業に必要な単位を取るためには、一般的に3~4年程度かかります。
定時制は授業時間が比較的短いので、朝が苦手な生徒や、働きながら通っている生徒が多くみられます。幅広い年齢層の生徒が集まるため、異なるバックグラウンドを持つ人々と交流するチャンスにもなるでしょう。
▶全日制高校に通っている生徒が大多数を占める
Q あなたが通っている高校はどの種類の高校ですか?

2026年3月におおぞら高校が実施したアンケート調査では「あなたが通っている高校はどの種類の高校ですか?」という問いに対して「全日制高校」と回答した生徒が83.0%と大多数を占めました。次いで「通信制高校」が9.1%、「定時制高校」は1.9%でした。
このアンケート結果から、全日制高校が定番の進学先になっている一方、通信制・定時制の高校も多様な進学先の一つとして選ばれていることがうかがえます。
高校の種類によるメリット・デメリットとは
次に、高校の種類におけるメリット・デメリットについて解説します。おおぞら高校が実施したアンケート調査結果をもとに、考えていきましょう。
▶全日制高校のメリット・デメリット
Q あなたはなぜ全日制高校を選びましたか?

全日制高校に進学した生徒を対象に「あなたはなぜ全日制高校を選びましたか?」というアンケート調査を行ったところ、「勉強を頑張りたい(大学へ進学するため)」という回答が48.0%と最も多く、次いで「全日制以外候補に無かったから(22.6%)」「近いから(9.7%)」という結果になりました。 この回答結果から、全日制高校は進学を目指して勉強に励みたい生徒たちが通う、定番の高校として認識されていることが分かります。全日制高校は進学や就職などの進路指導が充実しており、学習・生活リズムが整いやすいことが大きなメリットです。また、友達を作る機会が多く、学校行事や部活動が盛んなことも楽しみのひとつといえるでしょう。
一方、全日制以外の選択肢を持たず、家から近いなどの理由で何となく全日制高校に進学する生徒も一定数います。全日制高校は、体調が悪くなったり精神的な問題で通えなくなったりした場合に、単位の修得が難しくなります。カリキュラムが画一されていることにより、柔軟に個別対応できない面がデメリットといえるでしょう。
▶通信制高校のメリット・デメリット
▶全日制高校のメリット・デメリット
Q あなたはなぜ全日制高校を選びましたか?

全日制高校に進学した生徒を対象に「あなたはなぜ全日制高校を選びましたか?」というアンケート調査を行ったところ、「勉強を頑張りたい(大学へ進学するため)」という回答が48.0%と最も多く、次いで「全日制以外候補に無かったから(22.6%)」「近いから(9.7%)」という結果になりました。 この回答結果から、全日制高校は進学を目指して勉強に励みたい生徒たちが通う、定番の高校として認識されていることが分かります。全日制高校は進学や就職などの進路指導が充実しており、学習・生活リズムが整いやすいことが大きなメリットです。また、友達を作る機会が多く、学校行事や部活動が盛んなことも楽しみのひとつといえるでしょう。
一方、全日制以外の選択肢を持たず、家から近いなどの理由で何となく全日制高校に進学する生徒も一定数います。全日制高校は、体調が悪くなったり精神的な問題で通えなくなったりした場合に、単位の修得が難しくなります。カリキュラムが画一されていることにより、柔軟に個別対応できない面がデメリットといえるでしょう。
Q あなたはなぜ通信制高校を選びましたか?

通信制高校に進学した生徒を対象に「あなたはなぜ通信制高校を選びましたか?」というアンケート調査を行ったところ、「自由な雰囲気に惹かれたから」という回答が30.2%と最も高く、次いで「やりたいことができると思ったから(26.4%)」「先生や親に勧められたから(24.5%)」という結果になりました。
この回答結果から、通信制高校は自由な雰囲気があり、自分のやりたいことに合った環境があると認識されていることが分かります。通信制高校は、自分のペースに合わせて学べ、勉強の場所を選ばないことが大きなメリットです。また、柔軟なカリキュラムで融通が効きやすく、興味のある分野にこだわって学ぶこともできるでしょう。
一方、通信制高校を卒業するためには、自主性や自己管理が重要です。課題を疎かにしたり、登校日に欠席したりすると単位取得が困難になるというデメリットがあります。また、通信制高校は郵送やインターネットを中心に学習するスタイルなので、友達を作る機会が少ないことも挙げられます。
▶定時制高校のメリット・デメリット
Q あなたはなぜ定時制高校を選びましたか?

定時制高校に進学した生徒を対象に「あなたはなぜ定時制高校を選びましたか?」というアンケート調査を行ったところ、「とりあえず高校卒業資格が欲しかったから」「少人数の環境が良かったから」という2つの回答が27.3%と同率で最も高く、次いで「友達や先輩が行くから(行っているから)(18.2%)」という結果になりました。 この回答結果から、定時制高校は高校卒業資格の取得と少人数環境への期待が高いことが分かります。定時制高校は、仕事をしながらでも高校卒業資格を目指すことができ、少人数体制で個別に対応してもらいやすいことが大きなメリットです。また、定時制高校は公立施設が多く、学費を安く抑えられるメリットもあります。 一方、定時制高校の数は少なく、自宅から通学しにくい場合もあります。定時制高校は登校頻度が高いので、距離によっては通学が負担になるかもしれません。また、高校卒業資格の取得を目標としている学校もあり、大学進学実績は学校によって差が大きい面もデメリットといえるでしょう。
どうやって選べばいい?高校選びのヒントに!
続いて、自分に合った高校の種類を選ぶポイントについてご紹介します。ぜひ高校選びのヒントにしてくださいね!
▶規則正しい生活で、進学や学校行事・部活動も頑張りたい人は【全日制】
毎朝学校に行き、授業を受けて帰るといった規則正しい生活を送りたい人は、全日制高校がおすすめです。全日制高校はクラス全体で活動する場面が多く、集団活動や学校行事も楽しむことができます。チームで1つの目標に向かって取り組む部活動も人気です。 また、大学進学を希望する場合は、大学進学の実績が豊富で進路指導が充実した全日制高校を選ぶと良いでしょう。進学校は学校全体が大学受験に向けて歩んでいる雰囲気が強いので、自然と学習する姿勢が整います。
▶自分のペースや価値観で、場所や時間を問わずに学びたい人は【通信制】
不登校経験や芸能・スポーツ活動、病気療養など、それぞれの状況に合わせて学びたい人は、通信制高校がおすすめです。通信制高校は郵送やインターネットでの学習を中心に、自分のペースで学ぶことができます。
また、大学進学に向けてや、自分のやりたいことに注力するためなど、通信制高校の卒業や充実した学校生活を支援する「サポート校」もあります。通信制高校とサポート校を併用することで、思い描く進学先や就職先に近付くでしょう。サポート校については次の項で詳しく解説します。
▶仕事や趣味、家庭の事情など、自分の時間を自由に使いながら学びたい人は【定時制】
働きながら高校卒業を目指したい人や、育児や芸能活動などの理由で昼間の通学が難しい人は、定時制高校がおすすめです。定時制高校は、夜間の授業など比較的短時間で学習できるので、自分の時間に余裕を持ちながら通うことができます。
また、少人数での授業が多いため、集団生活が苦手な場合や、個別に対応して欲しい場合にも定時制高校が適しています。部活動に取り組める定時制高校もあるので、幅広い年齢層の仲間と交流できる機会として参加してみると良いでしょう。
聞いたことある?通信制高校のサポート校とは
通信制高校の「サポート校」とは、通信制高校におけるさまざまなサポートを行う施設のことです。サポート校は、高校として国の認可を受けた学校ではありませんが、通信制高校の卒業を目指し、学習面や生活面、精神面を支援する教育施設として注目されています。サポート校は、学習塾や予備校などの民間教育機関が運営しているケースも多く、進学対策から専門分野の学びまで、さまざまな支援を受けられるのが特徴です。 サポート校は、一般的に通信制高校と同時入学することで高校の卒業資格を取得するコースが用意されています。サポート校の併用によって、通信制高校でも3年間での卒業が十分に期待できるので、通信制高校への進学を検討している場合は、サポート校についても調べながら自分のやりたいことや生活スタイルに合った通い方を見つけてくださいね!