おおぞら教育情報ガイド

幼児用のアルファベットカードが机に広がっている
「英語って、みんないつ頃から勉強しているんだろう?」と気になったことはありませんか?小さい頃から英会話を習っていた人もいれば、中学校の授業で本格的に英語を学び始めた人もいて、そのスタート時期や学び方はさまざまです。

英語は、学校の授業のほかにも塾や英会話、オンライン教材、動画など、いろいろな方法で学ぶことができます。また近年では、幼少期から「おうち英語」として、取り組んでいるご家庭も増えています。では、実際の中高生はどのくらいの時期から英語を学び、学校以外でどのような経験をしているのでしょうか。また、早くから英語に触れて良かった点がある一方で「勉強が大変だった」「思うように上達しなかった」など、悩んだ経験があるかもしれません。

本記事では、おおぞら高校が実施したアンケート結果をもとに、中高生の英語教育についてリアルな実態をご紹介します。英語を学ぶことで感じたメリットや難しさを確認した上で、英語を学んだ経験が将来どのような可能性に繋がるのか、一緒に考えてみましょう。

みんなはいつから英語を始めているの?

おおぞら高校では、2026年9月に15~19歳の男女337名を対象とした英語に関するアンケートを実施しました。そのアンケート結果をもとに、英語教育の実態について確認していきましょう。

▶小学校から英語を始めた人が半数を占める
Q.あなたはいつ頃から英語教育を始めましたか?
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はじめに「あなたはいつ頃から英語教育を始めましたか?」という質問を行ったところ、「わからない・覚えていない(27.3%)」という回答を除くと「小学校高学年(10~12歳ごろ)」が27.3%と最も多く、次いで「小学校低学年(6~9歳ごろ)」が23.1%、「幼稚園期(4~5歳ごろ)」が11.3%という結果になりました。

この結果から、小学生のうちに英語を始める人が半数を占め、特に小学校高学年の時期に多いことが分かりました。2020年より英語(外国語)は、小学校5年生以降本格的な「教科」(成績に関わる)として実施されており、学校によっては小学校1年生から外国語の活動が始まっています。本格的に英語教育始めることを見据え、英語を始める人が多いことが想定されます。

また、幼児期から英語を始めた人は1割ほどに留まりましたが、「わからない・覚えていない(27.3%)」と答えた人も多いので、覚えていないほど小さな頃から英語を始めた人がいたのかもしれません。

学校以外ではどんな英語学習をしてきた?

Q.最初に始めた英語教育はどのようなものでしたか?
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次の質問「最初に始めた英語教育はどのようなものでしたか?」では、「英語の授業(小中学校)」が60.8%と最も多く、次いで「英会話教室(15.5%)」、「幼児向けの英語教室(6.5%)」という結果になりました。近年は外国語(英語)の授業が小学校でも行われるようになっているので、最初に触れた英語教育が学校での授業という人も多いです。

それでは、学校以外では具体的にどのような英語教育を受けることができるのでしょうか?アンケート結果から見えてきた学習経験に加えて、代表的な英語学習の方法を確認しましょう。

▶英会話教室や英語教室に通う
学校以外で英語を学ぶ方法として、まず思い浮かぶのが英会話教室や英語教室です。英会話教室では、講師との会話を通して、英語を聞いたり話したりする機会をつくれます。一方、英語教室では、単語や文法などを中心に学び、学校の授業や英検®などに向けた勉強に取り組むこともできます。目的によって学び方を選べるのが特徴です。

▶オンライン英会話やアプリを活用する
最近では、スマートフォンやタブレットを使って英語を学ぶ方法もあります。オンライン英会話なら、自宅にいながら講師と英語で話す練習が可能です。また、英語学習アプリを活用すれば、単語の確認やリスニングなどを自分のペースで進められます。ほかの習いごとや部活動に忙しい生徒でも、時間や場所を工夫しながら取り組みやすい方法です。

▶動画や音楽など、身近なものから英語に触れる
英語の動画や音楽、ゲームなどを楽しみながら学ぶ方法もあります。最初から難しい教材に取り組むのではなく、好きな作品を英語で見てみたり、気になった言葉を調べたりするだけでも、英語に触れる良い機会になるでしょう。大切なのは、自分にとって無理なく続けられる方法を見つけることです。英語の学び方は一つではないので、興味のあるものから試してみてください。

早くから英語を学んで良かったこととは

Q.自身の英語教育に関する経験を通して思っていることを選んでください(複数回答可)
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これまでの英語に関する学びを通して、思うことは人それぞれです。先ほどのアンケートに続き「自身の英語教育に関する経験を通して思っていることを選んでください」という質問を実施したところ、「英語をもっと早くから習えばよかった」と回答した人は35.5%で最多となりました。「英語以外の言語も学んでみたい(19.6%)」、「海外に関する興味を持つようになった(16.7%)」といった回答も一定数見られ、英語を学んで良かったとボジティブに捉えている様子が伺えました。

英語を早く学ぶことでどのようなメリットが得られるのか、具体的なポイントを整理しましょう。

▶英語の音を聞き取る力を身に付けやすい
早い時期から英語に触れていると、日本語にはない英語特有の音や発音に慣れるきっかけができます。英語を聞く経験を重ねることで、単語を目で見た時だけではなく、耳から聞いた時にも意味を捉えやすくなるでしょう。中学校や高校でリスニングなどに取り組む際にも、これまでに聞いてきた英語の音が学習の土台になるはずです。

▶英語への苦手意識を持ちにくくなる
小さい頃から英語に親しんでいると「英語は特別なもの」という感覚が薄れ、自然に触れられることもメリットの一つです。学校の授業で英語を学ぶようになってからも、初めて見る単語や表現に触れることに対して抵抗を感じにくくなるでしょう。英語を身近なものとして捉えられると、興味を持って学び続けられます。

▶海外や異文化への興味に繋がる
英語を学ぶ中で、海外の文化や暮らし、人々の考え方などに興味を持つ場合があります。英語の言葉だけではなく、その背景にある文化を知ることで「海外に行ってみたい」「外国の人と話してみたい」など、新しい関心が生まれることもあるでしょう。アンケートでも「海外に関する興味を持つようになった」という回答が16.7%あり、英語を学んだ経験が世界を知る良い機会になっていることが伺えます。

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英語を学んで大変だったことや困ったこととは

英語を学ぶことで新しい発見がある一方、「覚えることが多い」「なかなか上達を実感できない」とモヤモヤすることもあるでしょう。ここでは、英語を勉強する中で感じやすい困りごとについて確認します。

▶単語や文法など、覚えることが多い
英語では、単語の意味はもちろん、文法やつづり、発音など覚えることがたくさんあります。特に中学校や高校では、学年が上がるにつれて学ぶ内容も増えるため「前に習ったことを忘れてしまった」と焦ることもあるでしょう。

英語は、一度に全てを覚えようとせず、少しずつ繰り返しながら身に付けていくことが大切です。分からないところをそのままにするのではなく、教科書やノートを見返す習慣を付けてみてください。

▶聞く・話すことに難しさを感じることも
英語の授業では、英語を聞いたり、自分で話したりする場面があります。しかし、頭では意味が分かっていても、実際の会話になると「何と言えば良いか分からない」と戸惑うこともしばしばです。

また、英語の音は日本語と異なるため、聞き取ることに苦手意識を持つ人もいるでしょう。間違えることを気にし過ぎず、まずは知っている表現を使ってみることが、英語に慣れるチャンスです。

英語を学んだ経験で、どんな選択肢が広がる?

英語を学んだ経験は、今の勉強のほか、これからの進路や興味の幅にも繋がっていきます。英語を使えることで、どのようなみらいの選択肢が考えられるのでしょうか?

▶海外留学や国際交流に挑戦できる
英語を学んでいると、海外の学校に留学したり、海外の人と交流したりする機会に目を向けやすくなります。外国の同世代の人と話す際にも、英語はコミュニケーションの手段として役立ちます。

また、海外の文化や考え方に触れることで、日本とは異なる価値観を知るきっかけにもなるでしょう。英語を通して「もっと海外のことを知りたい」という新しい興味が生まれるかもしれません。

▶将来の進学や仕事の幅を広げられる
英語は、将来どのような道に進みたいかを考える際にも影響を与えます。例えば、海外の大学へ進学する際には、英語が得意なら大きな強みになります。また、将来の仕事では、外国の人と関わる仕事だけではなく、ITや観光、研究など、さまざまな分野で英語を使う機会が訪れるでしょう。

今はまだ、進路や将来の夢が決まっていなくても、英語を学んだ経験が、これからどんなことをしてみたいのかを考えるきっかけになるかもしれません。

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