おおぞら教育情報ガイド

家族みんなで目標に向かって一緒に歩む姿
「受験生の子どもに、どこまで声をかけていい?」
「励ましたつもりが、プレッシャーになっていない?」
「親はどんなサポートをすればいい?」

受験が近づくほど、子どもを支えたい気持ちが強くなり、親自身も不安になりますよね。

受験期は、子どもの気持ちや希望を聞きながら、勉強に集中しやすい環境を整えることが大切です。

本記事では、受験生を持つ親が避けたいNG行動や、勉強への関わり方、親自身の不安との向き合い方を紹介します。

受験期にどこまで関わり、どのような声をかければよいかのヒントを探してみてください!

また、冬の勉強環境に役立つアイテムも紹介しますので、子どもに合ったサポート方法を見つける参考にしてください。

良かれと思ってやってない?受験期に避けたい親のNG行動とは?

親が心配してかけた言葉でも、子どもには負担になることがあります。

まずは普段のやり取りの中で、勉強の進捗を何度も確認する、周りと比べる、親の焦りを伝えるといった行動がないか振り返ってみましょう。

受験期に避けたい、親のNG行動を3つ紹介します。

▶NG行動1.「勉強した?」と何度も確認する声かけ
帰宅するたびに勉強時間を聞かれると、子どもは見張られているように感じます。
勉強の進み具合が気になるときは、以下のように別の聞き方に変更しましょう。

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声をかけた時に「今は話したくない」と言われたら、いったん引いて大丈夫です。帰宅直後は受験の話をせず、「おかえり」と静かに迎えることからはじめましょう。

▶NG行動2.友だちやきょうだいと比べる
「友だちは、もう過去問を終えたらしいよ」のように周りと比べる言葉は、子どもを焦らせる原因になります。勉強の進み方や得意な科目は人によって違うため、周りではなく、以前の本人と比べてみましょう。

「先月より解ける問題が増えたね」のように、できるようになったことを具体的に伝えるのがおすすめです。模試の結果について話す時も、親が先に評価するより、本人がどう感じたかを聞くと会話しやすくなります。

▶NG行動3.親の焦りをそのまま子どもに伝える
受験日が近づけば、親も「大丈夫かな」と不安な気持ちになります。

しかし「落ちたらどうするの?」と繰り返し聞くと、子どもは自分の不安に加えて、親の心配まで抱えることになります。気になることがあってもすぐ口には出さず、一度メモに書き出して親としての自分自身の気持ちを整理してみましょう。

出願の締め切りや必要な書類など、親が確認できることは先に調べておくと安心です。子どもに伝える前に「今、本当に確認する必要があることか?」を考えるだけでも、焦りから声をかける回数を減らせます。

出願や受験当日の予定など、親子で確認が必要なことは、時間を決めて落ち着いて話しましょう。

受験生が本当に求めているサポートって何だろう?

サポートしてほしいことは、子どもによって違います。

話を聞いてほしい日もあれば、一人で過ごしたい日もあるでしょう。親が先回りして決める前に、本人の希望を確かめることからはじめましょう。

受験生が本当に求めているサポートを3点紹介します。

▶まずは「何を手伝ってほしい?」と本人に聞く

「今、手伝えることはある?」と短く聞いてみましょう。子どもからすぐに答えが返ってこなくても、「また思いついたら教えてね」と伝えておけば、頼みたい時に子どもから声をかけやすくなります。

子どもの様子を見ながら、以下のことを試してみてください。

・勉強中はテレビの音を少し小さくする
・塾から帰る時間にあわせて夕食を用意する
・不安そうなときは、アドバイスをする前に話を聞く
・願書の提出日を一緒に確認する

「今は大丈夫」と言われたときは、無理に何かしようとせず、本人の気持ちを尊重しましょう。

困ったときや不安なときに話せる雰囲気をつくっておくことも、親にできる大切なサポートです。

▶点数だけでなく、取り組んできたことにも目を向ける
受験勉強では、頑張った分がすぐに点数に表れるとは限りません。そのようなときは、結果だけを見るのではなく、普段の取り組みにも目を向けてみましょう。

「毎朝、英単語の勉強を続けていたね」「苦手な問題を何度も解き直していたね」のように、親が実際に見ていた行動をそのまま伝えてみてください。「頑張っているね」だけで終わらせず、何を頑張ったのかを具体的に伝えると、日々の取り組みを見守っていることが伝わります。

▶出願や会場までの移動は役割を決めて支える
受験期は、勉強だけでなく出願や試験当日の準備も必要です。

直前になって慌てないように、親子で確認する内容を整理しておきましょう。

確認しておきたい内容は、以下の通りです。

・出願:誰がいつまでに確認するか、提出後の確認方法
・試験当日:家を出る時間、遅延した場合の別ルート、昼食の有無
・連絡方法:試験前後で連絡できそうな時間、連絡が取れないときの対応
・お金:交通費や昼食代など、当日に持たせる金額
・体調不良:発熱や遅刻があった場合、どこへ連絡するか

たとえば「試験が終わったら連絡して」と伝えるだけでなく、試験終了後の何時ごろに連絡するかまで決めておくと、親も必要以上に心配せずに待てます。

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毎日を少し快適に!受験生を応援する環境づくりと便利なアイテム

受験勉強が続く時期は、寒さや周りの音が集中を妨げることもあります。

まずは子どもに「勉強していて気になることはある?」と聞き、必要な部分から整えてみましょう。

▶勉強しやすい環境を整える

まずは、普段勉強している場所を見直してみましょう。

手元が暗くないか
テレビや家族の話し声が気にならないか
足元や部屋が寒すぎないか

手元が暗ければ照明の位置を変え、テレビの音が気になるなら、勉強する時間だけ音量を下げる方法があります。冬の寒さが気になる場合は、服装や暖房を調整したうえで、電気毛布を取り入れるのもよいでしょう。

▶温かい飲み物にはマグカップウォーマーを取り入れる

冬に温かい飲み物を用意しても、勉強に集中しているうちに冷めてしまうことがあります。

「飲もうと思ったら冷たくなっていた」「何度も温め直すのは面倒」と感じるなら、マグカップウォーマーが便利です。机に置いたまま飲み物を保温できるので、勉強の途中で温め直す手間を減らせます。

▶スマホが気になるならタイムロックケースを活用する

子どもが勉強中についスマートフォンを触ってしまう場合は、タイムロックケースを使う方法もあります。

決めた時間だけスマートフォンをケースに入れておくため、勉強中に触る回数を減らしたいときに使えます。ただし、親が勝手にスマートフォンを入れるのは避けましょう。

タイムロックケースを使う場合は、本人と相談して最初は短い時間から試してみてください。タイムロックケースの使用以外にも、通知を切る、勉強中だけ別の部屋に置いておくのもおすすめです。

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勉強のこと、どこまで口出ししていい?

受験日が近づくと、勉強時間や成績が気になり、つい口を出したくなりますよね。ただ、勉強の進め方まで親が決めてしまうと、本人が考えていた予定を崩してしまいます。

親が決めるのではなく「本人に任せる部分」と「親が支える部分」を分けて考えましょう。

▶勉強の進め方は本人に任せる
「今日は数学をやったほうがいい」「もっと過去問を解いたら?」など、毎日の勉強内容まで親が決めるのは避けましょう。

まずは、本人がどのような予定で勉強しているのかを聞いてみてください。
計画どおりに進んでいなくても、すぐに予定を変えさせるのではなく、本人がうまくいかず困っているかを確認します。自分で進められているのなら、細かく口出しせずに見守りましょう。

▶勉強法や成績の悩みは学校や塾にも相談する
「今の勉強法で大丈夫?」「苦手科目をどう勉強すればいい?」など、親だけではアドバイスに困る悩みもあります。

勉強方法や志望校に向けた学習については、学校の先生や塾の担当者に相談してみましょう。相談するときは、「英語の長文に時間がかかる」「数学の苦手な単元がなかなか解けない」など、困っている内容を具体的に伝えてください。親だけで解決しようとせず、勉強について詳しい人を頼ることも大切です。

親自身の不安、どう向き合えばいい?

子どもの将来を想うからこそ、「無事に合格できるかな」「今のままで大丈夫かな」と親も不安になりますよね。

受験の結果ばかり考えていると、親自身も疲れてしまいます。不安になったときは、今できることに目を向けながら、自分の気持ちも休ませてあげましょう。

▶今できることと、今は考えても答えが出ないことを分ける
不安なことが次々と浮かんできたら、まずは紙やスマートフォンのメモにすべて書き出してみましょう。

書き出した内容は、以下のように分けて考えます。

今できること:必要な手続きや今後の予定を確認する
今は答えが出ないこと:試験の合否や本番の点数を心配する

今できることがあれば、一つずつ済ませていきましょう。

一方で、合否や本番の点数は、どれだけ考えても試験が終わるまで答えは出ません。

必要な準備を終えたら、いったん受験のことから離れて、普段どおりに過ごす時間も大切にしてください。

▶休む時間をつくる
子どもが頑張っている姿を見ると、「自分も何かしなければ!」と思うこともありますよね。

しかし、親まで食事や睡眠を削ってしまうと、受験期間を支え続けるのがつらくなります。温かい飲み物をゆっくり飲む、好きなテレビを見る、少し散歩をするなど、自分が落ち着ける時間もつくりましょう。

不安な気持ちを誰かに話したいときは、パートナーや友人など、相談しやすい人に聞いてもらうのも一つの方法です。子どもの受験を支えるためにも、親自身が普段の生活を保ちながら過ごしていきましょう。

試行錯誤を繰り返しながらお子様と共に歩む受験期は、あっという間のようでいて長くも感じられる、特別な時間です。良い時も悩む時もあるかと存じますが、いつか親子で「あの時間があってよかった」と思えるかけがえのない思い出になりますよう、心より応援しております!

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