おおぞらからのお知らせ 2015.07.28 [広報]2015.7.24 読売新聞掲載<口永良部島のみなさんに贈る義援金>
KTC中央高等学院の生徒たちが、街頭募金で集めた募金を屋久島町役場に贈った様子が、7/24(金)の読売新聞に掲載されました。以下、掲載内容です。
「通信制高校生が義援金」
口永良部噴火 避難所も訪問
屋久島町・口永良部島の新岳爆発で被災した島民の支援をしようと、同町平内の屋久島おおぞら高校の生徒が23日、義援金107万円を町に届けた。
同校は全国32か所にキャンパスを持つ通信制高校で、計約6000人が学ぶ。生徒たちは年に1回、屋久島に集まり、自然体験活動などに参加している。「学校がある屋久島町の役に立ちたい」と、6月下旬から各キャンパスに募金箱を置いたり、福岡や大阪などの街頭で募金活動を行ったりしてきた。
町役場で開かれた贈呈式には、代表の生徒5人が出席。仙台キャンパスの3年、鷹巣聖華さん(18)が「私も東日本大震災で被災し、避難所生活を余儀なくされた。口永良部島の人たちのために使ってほしい」とあいさつし、岩川浩一副町長が浄財を受けた。
生徒たちは避難所も訪問し、自分たちで摘果するなどして作った「屋久島タンカンサイダー」を贈呈した。受け取った林信昭さん(69)は「思いがけないプレゼントで、大変うれしい。支援を励みに、島に帰る日まで頑張っていきたい」と話していた。
(読売新聞 2015年7月24日)