おおぞらからのお知らせ

2021年10月23日(土)15時00分より、第五回茂木校長の「#なりたい大人白熱授業」を開催しました。「#なりたい大人白熱授業」は6月26日に第一回がスタート、"みらいの幸せと個性"をテーマに全六回のシリーズで実施されています。

今回は、おおぞらの卒業生でもあり義足のモデル 海音さん特別ゲストとしてお招きし「個性の生かし方」をテーマに茂木校長と対談いただきました。第5回_茂木校長のなりたい大人白熱授業講師プロフィール:海音(Amane)2001年大阪府大阪市生まれ。5歳から12歳までキッズモデル、ジュニアモデルで活躍。また10歳から12歳までアイドルグループに所属し、キッズブランドのカタログモデル、雑誌、ファッションショーなど多数出演。12歳の時に多発血管炎性肉芽腫症を発症。右足を切断。2020年3月屋久島おおぞら高等学校、KTCおおぞら高等学院卒業。卒業後、切断ヴィーナスショーでモデル活動を再開。2021年にはGUのモデル、雑誌、TV、アーティストのMV、東京2020オリンピック閉会式、パラリンピック開会式などに出演。多彩な活動を行っている。

2020年に義足のモデルとして活動を再開した海音さん。病気が発覚してからの苦労や苦難、そして右足を失った後の学校生活。義足を個性として受け入れるまでの道のりを茂木校長や在校生に向けて語りました。

茂木「難病を患ったときに、なんで私が... とか思いませんでしたか?」
海音「少しは思ったんですが、なってしまったものは仕方がないと。まあいっか! と思っていました。」

茂木「海音さんもつらかった時と同じような状況にいる人もいると思うんだけど、振り返ってみてどうですか」
海音「つらいときも沢山あるし、つらい時期も大切だったなと思います。辛い時がないとこれから頑張るぞ! と這い上がる力も出ないと思うので... 大切だったと思います。」

授業では、全国のキャンパスからオンラインで参加した生徒や会場で参加していた生徒から海音さんへの質問する時間が設けられました。「義足になってもモデルを続けられた理由は何ですか?」「自分に自信を持つ方法は?」「人から言われて嬉しかったことを教えてほしいです」おおぞらの先輩として、プロのモデルとして、おおぞらの生徒へたくさんのアドバイスをいただきました。生徒も緊張している様子でしたが、海音さんのあたたかな笑顔に次第に気持ちがほぐれていくようでした。

海音さんは最後に「これからはモデルだけではなく様々なジャンルで活躍できるよう、活動の幅を広げたいです。」とこれからの思いを語ってくれました。今年で成人を迎えた海音さん。これからのご活躍も応援しております!