おおぞらからのお知らせ

2021年11月27日(土)15時00分より第六回 屋久島おおぞら高等学校 茂木校長の「#なりたい大人白熱授業」を開催しました。「#なりたい大人白熱授業」は6月26日に第一回がスタート、"みらいの幸せと個性"をテーマに全六回のシリーズで実施しています。

授業の間は十分な距離を取ってマスクを外しています授業の間は十分な距離を取ってマスクを外しています

屋久島おおぞら高校では、年に一度のスクーリングで全国の生徒が屋久島に集まりそれぞれの「なりたい大人」を目指します。今回で最終回を迎える#なりたい大人白熱授業では、会場近郊のキャンパスに通う生徒が会場に集まり、全国の生徒とオンラインでつながりました。また、授業の様子は、これから志望校決定の時期を迎える中学3年生へも公開されます。中学校を卒業した後の学びの場の一つとして、全日制高校の枠組みを超え、幅広い進路選択に繋がるよう授業を公開しています。過去の授業では「将来使わない勉強を何故しなくてはいけないの?」や「個性ってどうやって見つけたらいいの?」などのリアルな疑問の数々が寄せられました。今回は茂木校長と一緒になって、寄せられた質問に対し生徒が真剣に考え話し合う時間も設けられました。質問する生徒当日までの100を超える質問のなかから、10の質問をピックアップし、茂木校長や高校生がそれぞれの考えを語ります。

"勉強する意味がわからないので、やりたくない。そういう人はどうしたらいいか"(中学生保護者)
"将来像は、自分が何歳になった頃を見据えるべきでしょうか"(高校生)
"日本はオワコンなのか?"(中学生)

参加している生徒はフリップに質問への考えを記入し一斉に公開します。正解の無い質問に対し、生徒一人ひとり様々な回答が集まりました。質問によっては、頭を悩ませながらも自分なりの考えを書き出す生徒の表情は、まさに真剣そのものでした。
ある生徒は「NO」と考えたテーマに対し他の生徒は「YES」と答えます。その答えに対し茂木校長がさらに踏み込んだ質問を投げかけ、考えを深め、それぞれの思いをシェアしました。全国各地の生徒の全く異なる価値観や考え方が交換された貴重な時間となりました。

生徒「今日来た質問一つ一つはめちゃくちゃ難しかったと思います。本当にどう答えようか迷ったものも多かった。ただ、今日参加した方の意見を聞いて、本当にすごいと思ったし自分の考えも広まりました。そして何より楽しいと思いました。」

授業の最後には"高校生一人ひとりが私たちが思っているよりずっと大人で、私たちが思っているよりもずっと真剣にみらいのことを考えている。"と茂木校長からも言葉をいただきました。

211206ktctopics03.png授業後、撮影時のみ特別にマスクを外しています

茂木校長の白熱授業は今回が本年度最後の授業となりました。年間を通し、本当に多くの中学生・高校生・保護者・学校関係者のみなさまにご参加いただきました。この授業がみなさまの「なりたい大人」になるためのキッカケとなることを祈っております。誠にありがとうございました。