おおぞらからのお知らせ

2023年3月19日(日)おおぞら高校 屋久島本校にて令和4年度の卒業式を開催いたしました。本年卒業する生徒は、高校3年間をコロナ禍で過ごしオンラインと通学を併用での高校生活をおくりました。人とのつながりを生み出すことが困難な生活なか、スクーリングでの特別活動や宿泊棟での自由時間、地域の異なる新しい仲間と出会いはとても貴重な経験となりました。卒業式では、夢や目標を胸に思い出深い屋久島に集い旅立ちの日を迎えます。令和4年度の卒業式生徒は、スクーリングにて屋久島本校へ訪れます。大自然を五感で感じ、不自由な環境の中で全国の生徒とつながります。仲間とともに成長する屋久島での時間は生徒にとって短くも特別な時間です。本年は、後期卒業生3341名のなかから96組200名の生徒・保護者が参加しました。卒業証書授与では、屋久島おおぞら高等学校 茂木健一郎校長から一人ひとりに「将来の夢」を問いかけ、卒業生はこれからの目標について自分の言葉で語りました。「映画に携わるCG制作の道に進みたい」「管理栄養士になって、栄養を通して健康をサポートする人になりたい」「世界中を旅しながら曲を作って歌う人になりたい」「大きな病院で病気の子どもを見守るような、病棟保育士になりたい」「屋久島の先生として、屋久島おおぞら高等学校に戻って来たい」卒業式という門出の日に、新たな想いが胸に刻まれる時間となりました。

学校長式辞では茂木健一郎校長が個性について語りました。人間の個性は凄い。個性は得意不得意・長所短所が合わさったもの。できないことがたくさんあっても良い、どんなに苦手なことがあっても自信を無くさないでほしい。自分の得意なこと、頑張ることができることを見つけてほしいと卒業生へエールが送られました。

卒業生のみなさん、この度はご卒業おめでとうございました。

※令和5年3月13日以降のマスク着用は個人の判断が基本となります