東京都東京秋葉原キャンパスキャンパスブログ

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全国高校eスポーツ大会に参加した秋葉原キャンパスの生徒

先日、11月23日に全国高校eスポーツ選手権(リーグ・オブ・レジェンド部門)が行われ、KTCおおぞら高等学院からも5名が出場しました。結果としては一回戦敗退になりましたが、チーム結成から初出場までの活動の中での生徒たちの成長をお伝えできればと思います。

eスポーツ大会への出場生徒を募集し始めたのは9月、大会エントリー〆切の3週間ほど前のことでした。集まったメンバーは、リーグ・オブ・レジェンド(世界的に人気のあるPCゲームのタイトル)経験者2名、初心者3名の5名。お互い初めて知り合う生徒たちでした。大会に出場するのも5名は初めて。当初はコミュニケーションがほぼなく、それぞれがコーチを通して意思を伝えているような関係でした。

練習は秋葉原にあるeスポーツスタジオをお借りして行いました。リーグ・オブ・レジェンドの指導をしている講師の方(なんとKTCの卒業生でした!)をお呼びし、何から始めていいかわからなかった初心者の生徒も、基礎の基礎から教えていただきました。

大会の日程も徐々に近づき、チームでの練習をしていく上で、ロール(役割)やポジションを決める必要がありました。生徒たちは講師の助言をいただきながらも、自分たちなりに意見を出し合い、少しずつ自分の役割を認識し、コミュニケーションが増えていくのがわかりました。

大会前日、リーダーの生徒から当日の集合時間を早めてほしいという意見をもらいました。理由を聞いたところ「時間的に余裕をもって集まり、みんなで打ち合わせと練習をしてから大会に臨みたい」ということでした。彼なりに、チームにとって必要なことを考え、自分の意見を伝える、という成長が見られた場面でした。

そして迎えた大会当日、初めての大会に緊張しながらも、打ち合わせと練習をこなしたメンバーたちは、ついに試合時間を迎えました。対戦相手は福岡の高校。去年の出場経験がある相手校との実力差は歴然で、終始圧倒されてしまいましたが、誰も最後まで諦めの言葉を発しませんでした。全国高校eスポーツ選手権に参加した秋葉原キャンパスの生徒終わってみれば大差での敗戦。顔には少しの悔しさが表れていました。

彼らにとって、初めの一歩を踏み出したその経験が、次の挑戦につながる道の始まりになりました。「来年また挑戦したいです」という彼らの前向きな気持ちを、私たち大人が後押ししていけたらと思っています。eスポーツ部の挑戦は始まったばかり。実力者、来たれ!