東京都東京秋葉原キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.11.25 国際子ども図書館で学びの世界を体験してきました
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=1818/reserve/?kubun=3&event=002&campus=18今回は、佐藤コーチが担当した授業の様子を紹介します。
今回は本に触れるだけではなく、図書館という場所が持ついろんな役割を実際に感じてもらいたくて、この見学を企画しました。国際子ども図書館は歴史ある建物で、児童書の専門施設としてもとても貴重なんです。普段は入れない書庫の見学や翻訳絵本の展示を通して、文化の違いや本を支える裏方の仕事にも気づいてほしいと思いました。ここからは、生徒のリアルな声をお届けします。
Q1. 図書館に行って、特に印象に残ったことは何ですか?
建物内には当時のまま残された扉やシャンデリアがあり、特に扉は両開きで当時の技術力の高さが印象で的でした。また、こうした歴史ある建築を保存するだけでなく、実際に活用している姿勢も素晴らしいなと感じ、印象に残りました。
Q2. 普段はどのくらい本を読みますか? 好きなジャンルはありますか?
読書は日常的にするわけではなく、時間があるときや気分が向いたときに読む程度です。最近は漫画の「マッシュル」という作品を読んでいます。
Q3. 図書館での体験を通して「これは面白い!」と思ったことはありましたか?
展示されていた多言語の絵本を通じて、それぞれの国の文化や価値観が絵本の内容に反映されていることを知り、面白いなと思いました。例えば、日本版では「ふたのあるお風呂」が、外国語版では「ふたのないお風呂」に描き変えられているなど、本の内容から文化の違いを感じられる部分が興味深かったです。
Q4. 授業で訪れてみて、学べたことや楽しかったことは何ですか?
普段は触れられない蔵書の保存や管理という図書館の裏側の仕事に触ることができ、貴重な体験となりました。そして、蔵書を保管する上での工夫や配慮は図書館の質を支えているということを実感したとともに、大規模な図書館で働くことへの関心も少し芽生えたように思います。また、普段見ることのない書庫を見学でき、レバーをぐるぐる回して本棚を動かす体験をさせてもらったり、職員の方に紹介していただいた併設のカフェに友人と立ち寄ったりできたことも楽しかったです。
Q5. 将来、本や学びを通してやってみたいことはありますか?
これまでは、何かを調べるときには主にインターネットを使っていましたが、今回の体験を通して「図書館」という選択肢があることに改めて気づかされました。信頼性の高い情報に出会える場所として、また静かに集中できる環境として、図書館を今後もっと活用してみたいと思います。
今回の見学をきっかけに、ただ読むだけではない本の世界や文化を守る仕事に興味を持った生徒もいました。実際に足を運んで学ぶことで、視野が広がったり、新しい発見が生まれたりするものです。これからも、おおぞら高校では「知ることはおもしろい!」を感じられる授業を企画していきます。次はどんな学びに出会えるのか、お楽しみに!