千葉県柏キャンパスキャンパスブログ
2017.12.04
ブログ
【家族支援カウンセラーより】現状を変えたい、でもなかなか変わらない。そんな時に考えたい「プロセスに関わる」ということ。~氷山モデルから考える、お子様との関わり方~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=1616/reserve/?kubun=3&event=002&campus=16
説明会や面談でよく相談されることに『学校生活に支障をきたす行動(朝起きれない、学校に行けない。生活習慣の乱れ等)を「今すぐ」改善したいので、どうしたらいいですか?』とご相談を受けることがあります。
当然、もうひと頑張りで改善できるのなら、頑張るように背中を押すことも必要だと考えます。厳しい言葉も必要かもしれません。ただ、瞬間的に改善されたとしても長続きしない…こんな時、我々職員が考えるのは「その行動を引き起こす本当の原因は何なのか」ということです。
氷山モデル
教育の分野以外でも、リーダーシップ開発など様々な分野で用いられている考え方です。氷山というのは、私たちが目にする部分は一角だけであって、海底の目に見えない部分には、大きな大きな氷の塊がある。つまり、目に見える出来事は、何の理由もなく生じているものではなく、様々な要因が絡まり合って生じており、またその要因を引き起こす何かしらの「想い」や「思考」があるということです。
目に見えている出来事に対しての改善は求めるが、その状況を引き起こしている本当の問題に目を向けてないことは多々あります。そうなると、ちぐはぐなコミュニケーションが発生してしまいます。そうすると、改善までより時間がかかってしまう…悪いループに入ってしまうことが多いように思います。
目に見えている行動を強制的に改善するのではなく、本当に改善しないといけない状況・環境にアプローチをすることで、お子様との関係性、そしてお子様の状況が少しずつ変わってくるかもしれません。
目に見えにくい成長を一歩一歩積み重ねる、高校卒業後のなりたい自分になるために、遠回りでもプロセスを大事にしていくことが、ある意味一番の近道かもしれません。
お子様のことで悩まれている保護者さま、そしてなりたい自分になれなくて苦しんでいる皆さま、いつでもご相談ください。
☆☆通信制高校のサポート校KTC中央高等学院 柏キャンパス☆☆
見学会・個別相談受付フォーム
フリーコール 0120-75-1105
このブログを友だちに紹介する
個別相談会は随時実施しています。