東京都町田キャンパスキャンパスブログ

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重度訪問介護従業者養成研修

KTCおおぞら高等学院では様々な資格に挑戦できる機会があります。
その中でも、これから増々進んでいく高齢化社会に向けて挑戦できる資格の一つに「重度訪問介護従業者養成研修」という資格があります。
今回はその資格を取るために集まった生徒たちの3日目の授業にお邪魔してきたので紹介します。

3日目のテーマは「車いすのガイドヘルプ」「食事介助」の演習。
講師は車いすの利用者さんでした。
車いすについては「ガイドされる側」と「ガイドする側」になって実際に街に出てスーパーに入ったり、商業施設に電車で移動したりしました。
食事介助では二人組になってお互いに「介助する側」「される側」を交代制で行いました。

~生徒の感想~
【車いすガイドヘルプ演習】
「自分が歩けなくなったら、自分でできていたことの多くができなくなることが分かった。」
「周囲の視線が気になった」
「普段は気が付かなかった道路の傾斜や道路の継ぎ目などが車いすだと凄く気になった。」
「車いすに乗ってみるとスーパーの陳列棚が高く恐怖に感じた。」
「普段歩いていると感じないが、車いすに乗ったり押したりしていると周囲の親切心を想像以上に感じられた。」
「押す側と押される側に信頼関係が無いと街中に出るのが怖いと感じた。」など
【食事介助演習】
「人に食べさせてもらっていると食べた気にならなかった。」
「普段の自分の食べ方で相手に食べさせていけないことに気が付いた。」
「知らない相手からだと、一口の量や大きさの調整などリクエストしにくい。」
「食べさせられているときは、早く食べなきゃという気持ちにかられる。」など

「やってみたからこそ!」の沢山の気づきや思いが出てきました。

将来介護の仕事に就きたいと思っている生徒ばかりでなく、「家族に介護が必要な人がいる」「困っている人の手助けができるようになりたい」という思いからの受講生もいました。

今回の資格取得が今後の生活ですぐに生かせなくても、一度しっかりと学んでおくことでいざという時に役立つことは間違いありません。想像することは誰にでもできるかもしれませんが、実際に相手の立場に立ってみるという経験は一歩踏み出す勇気が必要です。

そんな一歩を応援するサポート校がKTCおおぞら高等学院です。