大阪府梅田キャンパスキャンパスブログ

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皆さんは「学習指導要領」というものを知っていますか?
学校教育に関わる方なら、馴染み深いものだと思います。しかし、「学習指導要領? 確か大学の授業で勉強したような……?」くらいの認識である方も多いのではないでしょうか。

学習指導要領とは、次のようなものです。「全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。(文部科学省ホームページより抜粋)」。つまり学校教育の現場では、学習指導要領に基づいた授業が実施されているわけです。
この学習指導要領は約10年単位で内容の見直しがなされ、改訂があります。
新しい学習指導要領に基づいた授業が2020年より様々な教育の現場で実施されるのです。
それでは、どのように教育の内容が変わっていくのでしょうか。

学校教育の方針は「思考力・判断力・表現力」という自分自身の考えを深めてそれをまとめ、整理し、言葉にするという能力を身に付けさせることに重きを置くものに変わっていきます。
具体的な変化としては「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」というテストの導入。
また、国語科、英語科、社会科等の科目も、内容が刷新されていきます。授業科目での大きな変更点は、小学生からプログラミングの授業が導入されることです。高校では更に「情報科」の授業を専門的なものにしていくようです。
更にアクティブラーニング(学修者が能動的に学修に参加する学習法)の導入など、目まぐるしく変わっていきます。

上記のような変化は、2020年までに段階を踏みながら徐々に変更されていきます。
実際に授業を受ける高校生はもちろんのこと、保護者の皆様にも理解を深めていただき、共にKTC中央高等学院をより良いものにしていきたいと考えております。

文部科学省ウェブサイト  高等学校教育
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/main8_a2.htm