フリースクールとは

学校の外にある
"居場所"の選択肢

フリースクールとは

フリースクール

全国に500近くあるといわれる「フリースクール」は、不登校やひきこもりなど、さまざまな事情を抱えた子どもたちに"居場所"を提供する施設です。多感な子どもたちの精神的なサポートを行うほか、学習意欲の回復を応援しています。この記事では、フリースクールについて紹介します。

不登校の子どもたちに居場所を提供
地域の小中学校と連携している施設も多数

友人関係のトラブルや学習面の不安、身体的な事情など、さまざまな理由で学校に通えない子どもたちにとって、社会との接点を持てる場所はとても大切です。とくに近年、文部科学省の通知等によって不登校に対する支援の理解が深まりつつある中、「フリースクール」の存在が注目されています。

フリースクールは、不登校やひきこもりの子どもたちの主体性を尊重し、"居場所"をつくることを第一にしている施設です。運営しているのは、NPO法人やボランティア団体など民間の教育機関ですが、地域の小中学校と連携しているところが多く、義務教育期間中(※)はフリースクールへの登校が"在籍校の出席扱い"になるケースもあります。この判断は在籍校の校長先生に委ねられ、よほどのことがない限り出席扱いになります。

(※)高校生は義務教育ではないため、フリースクールに登校しても出席扱いにはなりません。

入学資格は設けられていない
最近はさまざまなタイプの施設も

それでは、フリースクールでは具体的にどのような支援が行われているのでしょうか?
まず、フリースクールは基本的に入学資格が設けられていないのが特徴です。
中には「小学生対象」や「発達障害専門」など、対象者を限定しているところもありますが、基本的には幅広い年齢・さまざまなタイプの子どもたちが集まっています。身体の大きさが一回り以上も違う小学生と高校生が、楽しそうに話している姿を見られるのは、フリースクールならではの光景といえるでしょう。同じような悩みを持つ子ども同士、学年など関係なく、気の合う友だちが見つかりやすいのかもしれません。また、多くの施設では、特にカリキュラムなどは決められておらず、子どもたちは読書を楽しんだり、好きな教科の勉強をしたりと、自由に学習を進めます。加えて、シーズンごとの行事やレジャー活動、運動会など、施設に通う子ども同士が交流を深める機会も設けられています。

仲間

よく、フリースクールと比較される施設に「サポート校」がありますが、サポート校がどちらかというと学習塾の色合いが強いのに対し、フリースクールは不登校の子どもたちの生活面や精神面を支援することに軸足をおいているのが特徴です。
但し、最近はいろいろなタイプのフリースクールが増え、中には、カリキュラムを基にしっかりと授業を行うなど、学習指導に力を入れているところもあります。実際、そのようなフリースクールに通いながら学校に復学する子どもも少なくなく、また、中学生に対しては、卒業後の進路相談に乗ってくれる施設もたくさんあります。

フリースクールの費用は自己負担
規模や方針によって金額に差がある

それでは、フリースクールに通うにはどのようなプロセスを踏めば良いのでしょうか?
大半の施設では、ウェブサイトなどから問い合わせを受け付けていて、入会前の事前見学や面談を経て入会、という流れになります。なお、フリースクールは学校教育法上で公的に認められた学校ではないため、費用は自己負担となります。施設の規模や方針にもよるので一様ではありませんが、月会費の相場は3万円程度が目安とされています。気になるフリースクールを見つけたら、まずは問い合わせて資料を請求し、なるべく事前に見学して、指導員の話を聞くなどして雰囲気を確認しておくことをおすすめします。

子どもたちの心の負担を軽減
その子に合った"居場所"を探すことが大切

『令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について』(文部科学省)を基に作成。

ちなみに、文部科学省発表のデータ(※)によると、不登校を理由とした長期(30日以上)欠席者数は全国で、小学校では5万3350人、中学校では12万7922人と、年々増加傾向にあります。不登校で悩む子どもが、もはや"特別"な存在はなくなりつつある昨今、子どもたちに、その不安や焦りを解消するための選択肢を用意してあげることが大切です。

一歩ずつゆっくりと踏み出したい、マイペースでもいいから無理せずに頑張りたい、そう考えている子どもにとって、フリースクールは、たとえ学校復帰や学習意欲の回復に直結しなくても、心の負担を和らげてくれる場所になるはずです。もちろん、フリースクールといっても、学校復帰を目標にしているところ、医療機関と連携しているところなど、さまざまなタイプの施設があります。その子にとって、いま必要な "居場所"を見つけてあげましょう。

情報あつめの第一歩!

高校生活 高校生活

一口に「高校」といっても種類はさまざま。まずは、いろいろな高校のカタチを知ることから始めてみましょう!
特に通信制高校は、これまでの常識にはあてはまらない新しい教育スタイルを次々と打ち出し、大きな注目を集めています。だからこそ、それがどんなものかを知ることはとても大きな一歩になります!
ホームページで調べるほかにも、学校説明会やオープンキャンパスに参加して学校の雰囲気を肌で感じることも、情報集めにはとても有効です。「どんな高校生活を送れるんだろう?」ということはもちろん、「その先どんな大人になれるんだろう?」という視点で見聞きしてみることが、情報集めのポイントですよ!

KTCおおぞら高等学院は、なりたい大人になるための一人ひとりの頑張りを全力で応援しています。学校説明会や個別相談は全国各地で開催中です。もちろんオンラインでの開催も行っておりますので、お気軽にどうぞ!

見学・相談をする